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リクオ「A!!!!」


貴方「何でございましょう。若様。」


リクオ「また学校まで着いてきて!!」


貴方「別によろしいじゃありませんか。他の者には見えないのですし。」


リクオ「そうだけど!絶対来ちゃダメだよ!」


貴方「そんなの嫌ですわよ。」


リクオ「全く。絶対ばれちゃダメだからね!!」


貴方「わかっておりますわ。」




若様は、学校の準備をなさる。
こんなヘナヘナした若様。戦い概がありませんわ。
昔の私ならばあんなのすぐに潰してしまいますのに。
まぁ、総大将が言うのだから待ってあげてもよろしいわ。

あら、若様いってしまいますわ。




貴方「若様。学校なんて潰してしまえばよろしくて?」


リクオ「そんなわけにはいかないだろ。僕は人間だし。」


貴方「またくだらないことを。」




私は羽を大きく広げる。




リクオ「いつみても綺麗だよね。」


貴方「綺麗?この悪魔の羽をそのようにおっしゃるのはぬら組の人だけですよ。」


リクオ「まぁ、そうだよね。」


貴方「若様のお友だちが前にいらっしゃいますわ。」


リクオ「あ、本当だ。」




ご友人ですか。
必要のないものを何故お作りになるのか。
まるで理解できませんわね。




カナ「リクオくん。おはよう。」


リクオ「カナちゃん。おはよ。」



〜昼〜


夏海「おなかすいたぁー!」


島「めしめし!」


清継「ところで君たち今夜は大丈夫だろうね?」


島「もちろんだよ!清継くん!ぬらも行くだろ?」


リクオ「え、あ、うん。」




旧校舎でしたっけ?あそこ雑魚の集まりですわぁ。
代わりに私が脅かして差し上げますわ。
2000年も生きていると変わるものですわね。
この世界。

夕方。

いえ。



リクオ「今日絶対に旧校舎に近づかないでよね!特にA!!!!」


貴方「また私ですか。そのような幼稚なことしませんわ。」


リクオ「絶対だよ!」


貴方「御意にございます。」




なんて言うとでも思いまして?
怖がらせて差し上げますわぁ。




つらら「あ、A様。総大将がおよびでしたよ?」


貴方「あら、そうでしたの。いってきますわね。」




私は姿を消して、総大将の前に現れる。




貴方「お呼びでしょうか?総大将。」

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作者名:りりー x他1人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2015年9月1日 8時

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