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36(貴女side) ページ36

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_____そんなこんなで
こんな遠い場所まで来てしまった




自分でも驚くほど怖くて
タクシーの中ということも忘れて
無意識に乱数くんに電話をかけていたけど
残念ながら電話は繋がらなかった




「……」




悲しいことに私は
こんな見た目と性格のため
シブヤに友達と呼べる人がいない




乱数くんは上京して道に迷っていた私に
優しく声をかけてくれた




友達でも、
…ましてや彼氏でもなんでもない




ただ私が一方的に片想いしてる人




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作者名:くまくま | 作成日時:2019年3月22日 1時

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