気まぐれごちゃまぜアニメ短編集。3冊目 (ページ32)

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【ヒロアカ】Out of 眼中【轟焦凍】　グラシデアさんリクページ32

神喰 A ―Kamiziki―

雄英高校１－A

身長１５７cm

個性【悪食】

鉄でも炎でも、彼女は食べた物を操る事が出来るぞ！！

食べた物が炎の場合・轟のように炎を纏わせ操れるようになるぞ！！

食べた物が鉄の場合・身体を鉄にさせたり、身体から鉄の武器を出せたりするぞ！！
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轟side

いつものように学校へ行けば、愛しい彼女が居て

いつものように「おはよう」と声をかける

いつものように天使のような可愛らしい笑顔でそれに答えてくれると思ったのだが

今回は違った

『・・・・おはよ』

不機嫌さMAXというオーラを纏わせながら、眉間に皺をよせ俺を睨んだ

「・・・どうした？」
『べつにぃー』

俺からフイと視線を逸らし、唇を尖らせるA

怒っている顔も滅茶苦茶可愛いが、俺としては怒っている理由を知りたい所だ

俺が何かしたか、とか

何か食べ損ねたのか、とか

色々聞いてみるが、一貫して『べつにぃー』と言う始末

原因は１２０％で俺だな。

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・

「A、飯行くぞ」
『・・・ん』

飯は一緒に食ってくれるらしい。機嫌は悪いが

俺は何かしてしまっただろうか・・・・

食いもンがらみでは無いらしい。(本人談)

そして俺は鈍すぎるらしい。(本人談)

悶々と考えながら俺より一回り小さいAの手を引き食堂に向かう

「轟君、だよねっ！」
「私達体育祭でファンになったの～！！よかったら一緒にご飯食べない？」
「ねー、いいでしょ？」

なんだこの鬱陶しい奴らは

「おい、A」

助けを求めようと、ふりむくと

若干涙目で俺を睨むAがそこに居た

嗚呼、そういうことか

「すいません」

俺はAの胸倉を自身にグッと引き寄せて唇を塞ぐ

甲高い叫びのような物が辺りに響き渡るが俺にはどうでもいい

ゆっくりと離れると、吃驚したような、でも、嬉しそうなAと目があった

「こいつ以外、眼中にないんで」

相手を軽く睨みながら言うと、「い、いこっ」と逃げて行った

『焦凍のばぁか』
「馬鹿に惚れた馬鹿はお前だ馬鹿」
『馬鹿馬鹿うるさいし馬鹿』

俺が目を向けるのは何時だってこいつだけ

俺が振り回されたいと思うのは何時だってこいつだけ

他の奴らなんて眼中にねえから、お前も俺だけ見てろ

end

リクエスト有難うございました！！

めっちゃバカップルじゃね？と思った令でございました((