一匹狼の娘がプイキュアに！？【ワールドトリガー】

１８話 ページ21

一夜明けて今日も近界民(ネイバー)の見守り
人間とのトラブルはあったが、近界民(ネイバー)の彼の命が脅かされる危険などなかった。
果たして私の存在は必要なんだろうか

現在時刻１２時過ぎ
中学生はお昼の時間近界民(ネイバー)の彼と眼鏡くんは仲睦まじく、屋上で昼食を取っている
私も朝コンビニで買ったスティックパン６本入りのパンをかじりつく
スティックパンを全て食べ終わり、睡魔が襲ってくる

貴「おい、フィリア」
「な〜に？」
ボーダー基地にいるフィリアとコンタクトを取る

貴「少し寝るから、何かあったら起こせ」
「りょ〜かい〜」
四六時中見守りなんかやってたら２４時間労働だし、少し休憩取る位は許してほしい
っと思いつつ、コンクリートの上で横になり、眠りにつく




眠りについてから３０分後
ウーーーーーーーーー
【緊急警報!緊急警報!門(ゲート)が市街地に発生します。市民の皆様は直ちに避難してください。繰り返します。市民の皆様は直ちに避難して下さい。】

貴「!!!」
警報と共に勢い良く起き上がり、周りを見渡す
学校の校庭に門(ゲート)が出現する。

貴「おい、フィリア!!現在の状況は!」
「門(ゲート)により、モールモッド５体出現。４体南館建物内部へ、１体東館校舎裏へ侵入
　教師により、南館以外の生徒はシェルターに避難済み。南館に約100名以上の生徒が取り残されている模様」
貴「他のボーダー部隊はいつ到着する!」
「嵐山隊が向かってる、到着推定30分後」
貴「遅ぇ、間に合わねぇ」



貴「はぁ...目立ちたくないがしょうがない。【グラスホッパー】」
どうやらＣ級の眼鏡くんは南館２階に向かっている様だ。２階に２体、３階に２体。
東館校舎裏は生徒もいないから後回しだ
Ｃ級の眼鏡くんが行った所で、モールモッドを殺す事は出来ないだろう。
でも今この状況で、時間稼ぎ位にはなるだろう。それにあの近界民(ネイバー)の彼もいる
先に３階へ

グラスホッパーを使い南館へ向かう
３階は廊下の端にそれぞれモールモッドが１体ずつ。生徒達を挟み撃ちにしている。

「イヤァァァァァアアア!!」
「もう死ぬんだ!!」
「ボーダーはまだなの！？」
「痛い...」
「置いてかないで!!」
「キャァァァァアアア!!!」
「助けて!!」
外からでもわかる悲鳴、泣き声色んな声が聞こえる


貴「伏せて!!!」
私は中央のガラス窓を蹴破り、校舎に入る





貴「死にたくねェなら、教室に入れ!!」
















　

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