一匹狼の娘がプイキュアに！？【ワールドトリガー】

１１話 ページ13

「（人１）さん」
今度は誰だよマジで


貴「はぁ、また？何？鳥丸くん」
先ほど学校で顔を合わせた彼
彼は、前まで本部直属の隊員だったが、現在は玉狛支部所属になった為、本部にいるのは珍しい
それに彼は兄弟が沢山いる様で、アルバイトを掛け持ちしていると噂で聞いている
その為多忙のはずなのだが


鳥「学校ではあまり話せなかったので....」
米「あっそっかー、（人２）ちゃんと京介同じクラスなんだっけか？」
鳥「はい」
米「仲良いの？」
貴「全然」
私は米屋の質問に即答する
烏丸の表情は少し残念そうである



そんな鳥丸の顔をみた米屋はニヤニヤと笑う
米「なっるほどねー」
貴「なんですかその顔？ムカつくんですけど」
米「いや〜青春だな〜っと思って」



貴「それで、烏丸くんは私に何の用？」
烏丸は米屋をチラリと見ると、米屋は何か察したのか、席を外す
米屋が遠くに行ったのを見た烏丸は話し出す



鳥「うちの支部知ってる（人１）さん」
貴「玉狛でしょ」
鳥「うん、じゃあ迅さんって知ってる？」
貴「あーＳ級隊員の？」
鳥「迅さんが（人１）さんに会いたがってる」


私は一旦考える
そのＳ級隊員である迅さんとやらとは、一度もあった事もない
私になんの用なんだ



貴「その迅さんが私に用なら、烏丸くんじゃなくて迅さんが来れば良かったんじゃない？迅さんに伝えておいて、会いたいならお前が来てって」
烏「迅さんは（人１）さんがそう言うだろうと予想していた、その時はこう言えって【 可愛いウサギ飼ってるんだね 】って」
貴「！！！！！」
ウサギって言うのはフィリアの事だろう

私は頭上に浮いているフィリアに目を向ける
しかしフィリアは首を横に振る


フィリアの話によると、フィリアの存在は私以外には見えていないらしい
それを知っているという事は.....私がプイキュアだという事がバレているという事
口止めしなけらば




貴「烏丸くん迅さんの所に連れて行って」
鳥「あぁ」

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