弟と空却さん31 ページ33
「ねぇ、お姉ちゃんって、空却さんのこと好きなの？」
どういうこと、なんで十四にバレてるの！？
いつもは鈍感な方の十四に、言い当てられるなんて……！
おかしい、何か裏があるはず……。
『く、空却さんに何か言われたの？』
「……やっぱり。そうだったんだ」
な、何、「そうだったんだ」って！？
もしかして、十四は当てずっぽうで言ったの？
『十四、知らなかったの……？』
それからしばらく、気まずい沈黙が続く。
十四は今一体、何を考えているんだろう。
いつもなら手にとるように分かる十四のことも、動揺しているからか全く読み取れない。
「僕、お姉ちゃんのこと応援する」
やっと返ってきた言葉だった。
応援……つまり、私と空却さんに付き合え、と。
『む、無理無理、無理だってば！私なんかのこと、空却さんが好きなわけないし！』
「だめ！」
十四が大声をあげたことに驚く。
喧嘩しても、泣く時だって、こんなに大声は出さないんじゃないか、ってレベル。
私が気に障るようなことしちゃったのかな……。
「お姉ちゃんには幸せになってほしいんだよ！僕、お姉ちゃんが学生時代に同級生の人に告白されたの、知ってるから！」
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いつまいよ(プロフ) - みんさん» 自分自身何も知らずに空却くんに会ったらビビるだろうなーと思って書きました(*^^*)共感してくださり嬉しいです。初コメありがとう＆これからもよろしくお願いします！ (2020年4月12日 8時) (
レス) id: 4f1872a950 (このIDを非表示/違反報告)
みん - 見た目ヤンキーが急に来たら怖いですよね(笑)夢主さんの気持ちめっちゃ分かります。応援してますので、これからも更新(無理しない程度に)頑張ってください！！ (2020年4月12日 8時) (レス) id: d0213f078c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつまいよ | 作成日時：2020年4月10日 1時
