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弟とヤンキー15 ページ16

「猫が生まれた」




空却さんに呼ばれて、十四と共に駆けつけた。

最近は、空却さんを見ても、話せないほどじゃ無くなった。




「大福が3匹産んだんだ」

「相手の猫ちゃんに、心当たりってあるんスか?」

「多分ここらの野良猫だ。恐らく黒」




空却さんの言うとおり、段ボールの中には黒ぶちの子猫2匹と、黒の子猫が1匹いた。




『どうするんですか、この子たち?』

「しばらくはうちで飼うが、飼い主でも探さねぇとな」




確かに、このお寺で子猫3匹、大福も合わせれば4匹を飼い続けるなんて、大変だろう。




「じゃあ、僕たちも探すッス!」

『私も、猫のためなら手伝います』




私たち2人の言葉に、空却さんは嬉しそうに笑った。




「ありがとよ、2人共。お前ら、めちゃくちゃ献身的だよな?」

「そ、そんなことないッスよ、えへへ」




空却さんは、黒ぶちの子猫を抱き上げた。




「こいつと大福はうちで飼うから……あと2匹だな」

「そうと決まれば早速行きましょう!」

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いつまいよ(プロフ) - みんさん» 自分自身何も知らずに空却くんに会ったらビビるだろうなーと思って書きました(*^^*)共感してくださり嬉しいです。初コメありがとう&これからもよろしくお願いします! (2020年4月12日 8時) (レス) id: 4f1872a950 (このIDを非表示/違反報告)
みん - 見た目ヤンキーが急に来たら怖いですよね(笑)夢主さんの気持ちめっちゃ分かります。応援してますので、これからも更新(無理しない程度に)頑張ってください!! (2020年4月12日 8時) (レス) id: d0213f078c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いつまいよ | 作成日時:2020年4月10日 1時

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