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弟とヤンキー13 ページ14

私たちがお寺に着くと、空却さんは子供たちと楽しそうに喋っていた。

……子供たち、あんな柄の悪い人と喋って怖くないのかな。

私だったら絶対ビビってるよ?




「空却さーん、おはようございます!」

「お、十四にAか。来てくれてありがとな」




十四は、空却さんに言われて、ラジオの電源を付けに行っている。

___言わなくちゃ。

「おはよう」って言って、空却さんとも仲良くならなくちゃ。




『あの、空却さん……』

「ん?」




時間が止まったみたいに感じた。

鼓動が速くなって、どきどきと脈打つ。




『お、おはよう、ございます……!』




やっと言えた。

今まで必要最低限の会話しかしてこなかったから、挨拶だけでも大きな進歩だ。

空却さんは私を見つめて柔らかく笑ってくれた。




「おう、おはよう」




こんなに空却さんが怖くないと思ったのは初めてだ。

……やればできるじゃん、私!




「んじゃ、仕事行こーぜ、A」

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いつまいよ(プロフ) - みんさん» 自分自身何も知らずに空却くんに会ったらビビるだろうなーと思って書きました(*^^*)共感してくださり嬉しいです。初コメありがとう&これからもよろしくお願いします! (2020年4月12日 8時) (レス) id: 4f1872a950 (このIDを非表示/違反報告)
みん - 見た目ヤンキーが急に来たら怖いですよね(笑)夢主さんの気持ちめっちゃ分かります。応援してますので、これからも更新(無理しない程度に)頑張ってください!! (2020年4月12日 8時) (レス) id: d0213f078c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いつまいよ | 作成日時:2020年4月10日 1時

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