弟とヤンキー12 ページ13
《木曜・早朝》
「お姉ちゃん、お姉ちゃん、起きて!」
『んん……あと5分……』
「それ、もう8回目だよ!遅れちゃうよ」
あはは、朝から十四の天使ボイスで目覚められるなんて……!
今日はラッキーだろうな、きっと。
「……はぁ。そっちがその気なら、奥の手を使うよ?」
『むにゃむにゃ……』
「あ、空却さんから怒りの電話がー(棒)」
『ぎゃーっ!お、起きます、起きますーっ!』
私は慌てて飛び起き、十四にしがみついた。
自分でも情けないと思う所存でございます……。
「ほら、早く準備して」
*
ラジオ体操開始までそこまで時間も無いので、私と十四は自転車でお寺に向かうことにした。
『学生振りだよ、自転車』
「僕は数ヶ月前まで乗ってたけどね」
十四は笑って言う。
そんな彼の自転車のカゴの中には、アマンダの入った鞄がある。
昨晩、「明日はアマンダも連れて行くんだ〜!」と意気込んでいたので、相当今日が楽しみだったんだろう。
あまり乗り気じゃなかったけれど、頑張って仕事をこなそう、それから。
空却さんとも、話そうと思った。
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いつまいよ(プロフ) - みんさん» 自分自身何も知らずに空却くんに会ったらビビるだろうなーと思って書きました(*^^*)共感してくださり嬉しいです。初コメありがとう&これからもよろしくお願いします! (2020年4月12日 8時) (レス) id: 4f1872a950 (このIDを非表示/違反報告)
みん - 見た目ヤンキーが急に来たら怖いですよね(笑)夢主さんの気持ちめっちゃ分かります。応援してますので、これからも更新(無理しない程度に)頑張ってください!! (2020年4月12日 8時) (レス) id: d0213f078c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いつまいよ | 作成日時:2020年4月10日 1時