その死神、憂鬱。 ページ44
__これは、私が死神として
働き始めて1年が経とうとしていたころの話__
『...新人指導...?』
「ええ。
A・サトクリフにはこれから1週間、
回収課に派遣された新人死神、
ロナルド・ノックスと行動してもらいます。」
死神になって早1年。
自分のタイプライターに向かい
書類を作成すると同時に
軽い昼食を取っていた私の前に
現れたのは管理課のウィル。
常に持っている厚いホルダーの中から
1枚の書類を取り出し私に手渡した。
その書類に軽く目を通す。
『...一緒に行動なんてめんどくさい...
大体指導って言ったって
何をすればいいのか...「貴女のことです。
そういうと思って新人指導のために
やらなければやらないことリストを
貴女用に作成しておきました。
これを参考に1週間頑張ってください。」
...マジですか...』
流石ウィル...有無を言う隙もない...
私の答えも聞かずにウィルは
隣のデスクに顔を伏せている
グレルの傍へと歩み寄った。
「...!ウィ〜ル〜♡
わざわざアタシに管理課から
会いに来てくれたのネ〜♡」
...勘違いも甚だしいね?
「何を寝ぼけているんですかグレル・サトクリフ。
新人指導は貴方にもありますよ。」
そう言いながら資料を渡すウィル。
途端に顔を歪ませるグレル。
キレイナオカオガダイナシダヨー
「え〜
こんな乳臭いガキなんかと一緒に行動するとか...
アタシまで乳臭くなっちゃう...
「...今年の新人は人数が少ないようなので...
A・サトクリフと2人1組で
指導してもらおうと思っているのですが...」
...仕方ないわネ。
このアタシが直々に指導してやろうじゃないの!」
この変わりよう...
そんなにお姉ちゃんと仕事がしたいのか...?
「スピアーズさん!
回収課に派遣予定の新人死神、
連れてきました!」
回収課に慌ただしく入り込んできたのは
管理課の死神くん。
「ありがとうございます。
もう戻って構いませんよ。」
その声と共に駆け出す死神くん。
本当に大変そうだね。
管理課が一番大変なんじゃないかな?
「こちらがロナルド・ノックス。
あちらはグレル・サトクリフにA・サトクリフ。
貴方の教育係です。」
...これが彼との最初の出会いだった...
--------------- キ リ ト リ ---------------
すみません!
続きます!
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おみくじ結果は「末凶」でした!
ラッキー黒執事キャラ!
ロナルド・ノックスDIE☆
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カオリ(プロフ) - ブラックがスーツ表記になってますよ (2019年6月2日 16時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
黒猫歳花 - ありがとうございます!私のような者に素晴らしい夢小説を読む権利があるのかな?って思ってしまいますがそうおっしゃっていただけると嬉しいです!今日は高校合格の紙がとどいて幸せな一日で。 (2017年2月16日 20時) (レス) id: 12ddd004ff (このIDを非表示/違反報告)
ネオ松@通りすがりの色松クラスタ(プロフ) - 黒猫歳花さん» 面白かったようで何よりです!一旦本編の方でキリが良くなったので今後更新する場合は番外編となりますが、引き続き応援していただけると嬉しいです!続編の方も頑張ります! (2017年2月9日 21時) (レス) id: 3e051bb3c9 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫歳花 - とても面白かったです!更新頑張ってください。応援します! (2017年2月9日 20時) (レス) id: 12ddd004ff (このIDを非表示/違反報告)
ネオ松@通りすがりの色松クラスタ(プロフ) - めうさん» ありがとうございます(泣)そうですね、自分のペースで頑張ります! (2016年8月21日 22時) (レス) id: 3e051bb3c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネオ松@通りすがりの色松クラスタ | 作者ホームページ:なし
作成日時:2015年11月8日 21時