【黒執事】あくまで死神DEATH★

その死神、発見。 ページ17

…どーも。Aです。

現在、暇してます。
休暇って言われてもすることないし...

『…何か面白いことないかな。』

そんなことを言いながらぶらぶら歩く私。

今、死神派遣協会の死神図書館にいます。

『なんだかんだ言って、
死神派遣協会(ここ)に来ちゃうんだよなぁ』

と、呟く。

「…あれ？A先輩じゃないスか。
どうしてここに？」

声がした方向へと振り向く。

…黄土色と黒色のツートーンの髪に
黒渕めがねが印象的なロナルド・ノックスが
そこにたった今。

『...ロナルド。貴方こそ、何でここに？』

｢…俺？俺は仕事できただけっスよ。
…A先輩は？」

『…私？…暇だからきただけよ。』

「…へぇ。休暇をとってるって、
聞いたっスけど。」

『…休暇つってもすることないわけで。』

…暇な私は図書館にある
走馬灯劇場(シネマティックレコード)が
並んでいる棚へと手を伸ばす。

暇な私が手に取ったのは、
ある二冊の走馬灯劇場。
…その走馬灯劇場の持ち主は…

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…ヴィンセント・ファントムファイヴと
レイチェル・ファントムファイヴ。
伯爵の両親のものだ。

私は走馬灯劇場(これ)を開く。

中に書いてあることは、至って普通。

ヴィンセントとレイチェルが知り合い、
恋に落ち、結婚。

その後子供ができた。
…そう、伯爵(シエル)だ。

その後幸せな毎日を送っていた。

…が、幸せはいとも簡単に崩れるものだ。

…何者かによって、二人は死亡。
屋敷は全焼した。


全てを読み終え、私は棚へと本を戻す。


…懐かしいな。何年前だっけ？









…確かあの時の担当者は＿_








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今回は、少々夢主の過去をいれてみました。

あの時の担当者とは！

これからも伏線を張っていきますので、
皆さま注意深くご覧ください。

※タイトル変更しました。

その作者、番宣。→←その死神、葬送。

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