その死神、談話。 ページ12
『…!』
私は地面へと飛び降りる。
…もちろん、悪魔達に気づかれぬように…
『…よっと。…ん?』
私の目の前に横たわるのはマダム・レッド。
『…大分派手に突き刺されたね。』
そしてその
隣にいるのは__
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__ファントムファイヴ伯爵だ。
「…お前は…何者だ!」
『...静かに。あの人たちに気づかれちゃう。』
私は唇に人差し指をあて、
いたずらっ子のように笑いかける。
『…強いて言うなら
会ったことあるよ?私と伯爵。』
「...あっただと?
僕はお前のような奴と会ったことはないぞ。」
…こいつ…会ったことないやつを
いきなり奴扱いかよ…
「…思い当たる節はないが…
お前、名はなんと言う。」
…名前か。...Aって言っとけば言いかな?
『…Aと申します。以後お見知りおきを。』
「…A?…もしかしてお前!あの時の!」
…やっとわかってくれた。
『…お久しぶりですね。
ファントムファイヴ伯爵。』
「…その目。…あいつと同じ死神か?」
そう言い伯爵は指を指す。
…戦闘中のグレルに向けて。
『…どうでしょうね?そうかもしれないし
そうじゃないかもしれない。』
私ははぐらかしてみた。
すると伯爵はその答えに不満を持ったのか、
機嫌の悪そうな雰囲気を醸し出す。
『…いずれわかることですよ。伯爵。』
「…!」
私は怪しく微笑んだ。
ふと、戦闘中のグレル達の方に体を向ける。
『…何あれ。』
その時、私がみた光景は__
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__悪魔が燕尾服をグレルの死神の鎌に
上手く挟んだところである。
燕尾服はウールで出来ているらしく、
取れそうもない。
…つまりグレルの負けは確実だ。
「…“ただの”殴り合いでしたら、
少々自信がございます。」
…おおー怖いねー(棒)
グレルは「顔はやめてー!」なんて叫んでる。
……グレル、お前は死神として
してはならない事をした。
だから、裁きを受けるのは当然だ。諦めろ。
「…ふぅ」
悪魔は爽やかな笑みを浮かべている。
…怖い怖い。
グレルは見るにも耐えない姿になっていた。
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カオリ(プロフ) - ブラックがスーツ表記になってますよ (2019年6月2日 16時) (レス) id: f2976f8dda (このIDを非表示/違反報告)
黒猫歳花 - ありがとうございます!私のような者に素晴らしい夢小説を読む権利があるのかな?って思ってしまいますがそうおっしゃっていただけると嬉しいです!今日は高校合格の紙がとどいて幸せな一日で。 (2017年2月16日 20時) (レス) id: 12ddd004ff (このIDを非表示/違反報告)
ネオ松@通りすがりの色松クラスタ(プロフ) - 黒猫歳花さん» 面白かったようで何よりです!一旦本編の方でキリが良くなったので今後更新する場合は番外編となりますが、引き続き応援していただけると嬉しいです!続編の方も頑張ります! (2017年2月9日 21時) (レス) id: 3e051bb3c9 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫歳花 - とても面白かったです!更新頑張ってください。応援します! (2017年2月9日 20時) (レス) id: 12ddd004ff (このIDを非表示/違反報告)
ネオ松@通りすがりの色松クラスタ(プロフ) - めうさん» ありがとうございます(泣)そうですね、自分のペースで頑張ります! (2016年8月21日 22時) (レス) id: 3e051bb3c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ネオ松@通りすがりの色松クラスタ | 作者ホームページ:なし
作成日時:2015年11月8日 21時