二三話 過去の私へ ページ25
春になり、桜のつぼみが膨らんできた。
桜の木の下でお弁当を食べるのもいいかもしれない。
彼と一緒に食べるのは無理だけど。
「遠くからならいけるかな」
私は彼とお花見がしたい。
でも桜クラ病のことがある。
どうしようかと頭を悩ませていると、後ろから後頭部を小突かれる。
振り向くと呆れたように私を見る恭くんの姿。
「ああ、ごめんね」
背を向け校舎内に入る姿
満開の桜の下に立った彼のことを想像する。
「うん、絵になる」
「早くして」
「はーい」
隣に並ぶのも慣れたもので、違和感なんてものはみじんもなかった。
びくびくと怯えていた自分が容易に思い出せて笑えてしまう。
こんにちは、過去の私
私は今、とても幸せです。
つらいことも、苦しいこともたくさんあるけれど、
彼の隣にいられることがとても、とても幸せです。
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柚子(プロフ) - パスワードを教えて下さい (2018年4月6日 17時) (
レス) id: 2c6b310ea7 (このIDを非表示/違反報告)
alice(プロフ) - 書き直しでは無いものも公開にして下さい。お願いします。 (2017年7月16日 23時) (レス) id: 2cfa7e2e07 (このIDを非表示/違反報告)
審神者 - 更新お願いします (2016年7月30日 9時) (レス) id: 2072598f20 (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 更新待ってます (2016年6月10日 16時) (レス) id: 2072598f20 (このIDを非表示/違反報告)
アリス･ネーヴェ(プロフ) - 更新お願いします！ (2016年5月12日 21時) (レス) id: cb5300e9da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷちハピ | 作成日時：2015年11月22日 0時
