〜鬼灯の冷徹〜第一副補佐官のタイムミリット

誕生地獄01 ページ2

鬼灯「針山地獄は問題特になし」

『不喜処地獄はどうカナ？』

鬼B「従業員不足ですねぇー」


タッタと走って来たのは唐瓜君


唐瓜「鬼灯様ー！A様ー！
天国の桃源郷から人材貸し出しの要請が…」

鬼灯「天国の世話までしてられませんよ」

鬼A「おい、今コッチの相談してるんだぞ。割り込むなよ」

A「どうせ閻魔大王(あのアホ)が面倒だからって
自分達に相談しろとでも言ったんデショ」

鬼A「今閻魔様の事さらっとアホって言った？」

鬼灯「桃源郷ですか...まぁ罪人もいないのにヌケヌケと
ゆったりたっぷりのんびりしてるくせに…」


ブツブツ言い始めちゃッタ…帰ったら閻魔様シメよう←


A「何でもかんでも自分等に回してくるのやめて欲しいデスヨネ…」


あぁ、何か馬鹿が叫んでる声が聞こえるナァ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「だからよー！ここで一番強い奴連れて来いっつってんの！」

鬼B「困りますよーそういう事はまず受付を通して頂いて…」

「つかーｯ！そういうことしか言えねーのかよ！このマニュアル獄卒！」

鬼C[おい、今鬼灯様とA様いらしてるよな？]

茄子[え、はい…確か視察で…]

鬼C[ちょっと呼んで来てくれ、俺たちじゃどーにもなんねーよ]
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鬼灯「桃農家への人材貸し出し？」

A「桃の木はこれ以上いらないヨ…そもそも仙桃を大量に作って
妙薬を確保しようっていう天国の策略には反対ナノ！万能薬は少ないから良いノ
多いと堕落を招くカラ」

唐瓜「でも桃源郷は天国の最大スポットですし景観の維持を…」

鬼灯「ああ…まぁ手入れは必要ですが…」

唐瓜「とにかく芝刈りだけでも手伝って欲しいと…」


これまたダダッと走って来たのは茄子君

そういえばさっき問題児が来たんダッケ


茄子「鬼灯様ぁあ！A様ぁあ！(ｾﾞｪｾﾞｪ」

鬼灯「どうしましたか、茄子さん」

茄子「桃太郎とか言うのが来て！」

鬼灯「桃が来た？いりません」

A「お中元じゃないヨ！自分はコッチが終わったらソッチ行くので
先に行っててくだサイ」

唐瓜「A様、どうしましょうか…人材貸し出し」

A「問題児を人材として受け入れれば良いデス…一人と三匹ダシ」

鬼灯「分かりました、そっちは頼みますね」

鬼A「なら不喜処地獄は三匹を？」

A「そういう事、ジャーネ！(ﾀｯﾀｯﾀ」

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