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死神と出会ってから数日がたった
今日もくるみ は神社で仕事をしている


「あの〜スミマセン」

「っ!?」


掃除をしていたくるみ は急に後ろから声をかけられ
持っていた箒を振り上げた

「あいたっ!!!」

「うわ!!?すみません!!」





「いや〜ビックリさせてしまってスミマセン」

「いえ、私こそ勢い余って箒で殴ってしまってすみません…」


ビックリした。全く気配を感じなかった
神社の中に入ってきた時に何も感じなかったから多分ただの人だと思うけど…
いや…何も感じなかった…?人だと感知する事も出来なかった


その男は深く帽子をかぶり表情がよく見えない
無精髭(ぶしょうひげ)を生やした口元だけがニヤニヤと笑っているのが目に写る


「いや〜聞いていた通り別嬪(べっぴん)さんですね〜」

「いえ、そんな事は…それよりも
何かご用でした?」

「あ、そうそう、忘れてました
ここでは小学生に剣道を教えたり勉強教えたりしてくださってると聞いて
うちにも勉強させたい子が二人ほどいましてね」

「えぇ、教えてますよ!」









「ではよろしくお願いいたします」

「はい。ありがとうございます〜くるみ さん」

「あれ?私名前名乗りましたっけ?(まさか心が読めるとか?)」

「あぁ、ここを教えてくれた方から伺ってました」

「そうでしたか。その方は…」

「あ、因みにアタシは喜助ッス浦原喜助
是非喜助と呼んでくださいッス!」

「…ではまた、浦原さん。きおつけてお帰りください」


ニコッと営業スマイルを向けるくるみ に浦原はあははっと笑いながら口許に扇子を当てた









夜一さんに聞いていた通り変わった霊圧に変わった空間ですね…
入ってみないとわからないが
入ってみればよく分かる。此処では力は使えない
少々危険…っすね
まぁ、敵意識は無いようですし
アタシの事も何も感じてないみたいだし

大丈夫か
夜一さんも良く来ているようですし
たまに雨とジン太にも見に来て貰いましょう
それと、私もたまに会いにきましょうか









何だったんだあの人
二人も子供がいる様には全く見えなかったな…
浦原喜助…
何か変な感じだったけど幽霊だったりしないよね?

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設定タグ:BLEACH , 原作 , 市丸ギン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時

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