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山田「ここにルキアさんが居ます」
ガンジュ「お前鍵なんて持ち出して大丈夫なのかよ」
山田「大丈夫じゃないでしょうね…
でも、吉良さんに言われたんです
仲間を助けてやってくれって…」
ガンジュ「そうかよ…変わった死神達だな全くよぉ」
「っ、あれは、山田!」
山田「え、あ、?!吉良さん!?」
舜歩で走り誰にも捕まる事無くたどり着いたくるみ は
ルキアの牢獄を開けた山田を見て困ったようにわらった
「黒崎が言ってた仲間って山田の事だったんだ…それにしても
見た目とはうって変わってきもが座ってるね」
山田「な、吉良さんその格好、それにその話し方…もしかして女性、なんですか?」
「うん。あれは変装なの!騙しててごめんね
それと、」
くるみ は山田ともう1人の男の間を進みルキアの側に立つ
「逃げるぞ朽木」
ルキア「大胆不敵だな…」
ザワッと空気が一瞬で重くなるガタガタと震えるルキアの体を支えると
入り口からかの鳴くようなか細い声で
朽木白夜と山田が呟いた
「やっぱりここの警備は隊長クラスって訳か」
白夜「そこで何をしている…」
「山田、朽木を頼む走って逃げろ
ここは私に任せて」
山田「なっ!無理ですよ!!!あの人は六番隊の隊長なんですよ!」
「知ってるさ…アイツには借りがあるからね」
くるみ は山田にルキアをたくし
橋をすすむ
その様すに霊圧をまた上げる白夜
白夜「ほぉ、前は呼吸も儘ならなかっと言うのに貴様私と闘おうと言うのか?」
「あの時はちょっと油断しただけです〜
と言うか不意討ちを狙うなんて隊長も底が知れてるな」
くるみ は白夜の霊圧に怯むこと無く左腕を伸ばす
「
腕から伸びる身丈ほどある白と黒に輝く美しい矛に目の前の白夜だけでなく後ろにいた三人も息をのむ
白夜「妙な技を使う矛か…」
「山田!速く行け!!
勝てなくても、私は負けないからっ」
くるみ は大きく矛を振りかざし白夜に向かって行く
素早く刀を抜き矛を受け止めれば
ギシッと火花が散りまた間合いを取る
速い…この前の無力な小娘と思ったが
あの時とは違うと言う事か
くるみ は舜歩を使い素早く白夜の背中に回る
また一段と早まるスピードに白夜の髪と隊長の羽織がパラリと散った
行ける!私のスピードは隊長にも通用する!!
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時