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更木が四番隊の病室にやって来た
斑目が旅禍と刀を交え負けたと言う報告は瞬く間に瀞霊廷に広まった
やちる「どうしたの?キラリンお腹でもすいてるの?」
「いえ、すいてませんよ」
やちる「?」
更木はくるみ に見向きもせずに病室に入っていく
やちるはくるみ の前に立つと
くるみ は膝をついてやちるを抱き締めた
「少し、自分でも驚いてる…」
やちる「?」
「余り人に優しくされる事に慣れて無くて…
私はやちる様の、敵になりたくないな」
やちる「私もだよ!私もキラリンとずっと一緒にいたいの!
だから心配しないでね」
ニコニコと笑ってくるみ の頭を撫でるやちる
本当は敵対している死神
だが、助けられたのは言うまでもなく
これから更木は他の旅禍を探し対峙すれば必ず戦うだろう
朽木を助け出さなくてはいけないと思う反面
侵入者として敵対することに少しだけ悲しみを感じていた
更木「やちる」
やちる「はーーい剣ちゃん」
呼ばれたやちるはぴよこんとジャンプし
何時もの定位置に収まる
更木「おい、くるみ 」
「っ、何ですか?」
更木「一番強いのか?お前の言う黒崎一護は」
「はい」
更木「特徴を教えろ」
「身の丈ほどの大きな斬魄刀に派手なオレンジの髪…
目付きの悪いガキですよ」
それだけ聞くとニィっと笑って壁をぶち破って外に飛び出して行く
一護がどれだけ強くなっているか分からないが
果たして勝てるだろか
夜一の指示どうり隊長格と出会ったさいは必ず逃げるという判断が出来るのだろうか
「皆…死ぬなよ」
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くるみ はある場所に来ていた
「は!?既に居ないってどういう事だ聴いてねぇぞ!」
「だーかーらーもうここには居ないんです!
とっくに
に移送されたんですってば!!」
六番隊の宿舎
朽木が居た場所は既にもぬけの殻からだった
「てか、朽木ルキアの部屋掃除は四番隊の割り当てだった筈だけど
何で十一番隊がくんだよ!」
「うるっせぇぞ糞がき!!!」
くるみ は六番隊の隊士に暴言をはいて部屋を飛び出した
とにかく一護達を一つにまとめ無くてはならない
しかし、自由に行動出来るくるみ はルキアのいる
とにかく居場所だけ突き止めて
警備の偵察、黒崎達を探すのはその後だっ!
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市丸「きてるらしいよ?旅禍の皆
君を助けに
でも、きっとあかんな〜皆死んでまうな?」
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時