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片膝をついて日番谷の前で頭をたれる


「はっ、十一番隊吉良鈴です」

日番谷「そうか、それで吉良
こんな時間にこんな所でこそこそ何やってんだ」


この少年は感がいいのだろう
伊達に最少年で隊長をやっていない
と感心する


「更木隊長より何処の隊よりも早く旅禍を見つけろと命を受けています」

日番谷「ちっ、」


小さくて舌打ちをうつ日番谷は
大きなため息をついてくるみ をみる


日番谷「十一番隊にもまともな奴がいるんだな…だが、旅禍を見つけて直ぐに更木に言うのはおすすめしないぜ
酷い戦いに巻き込まれるぞ」

「えぇ、なので自分は走って逃げます」


自分の不振な動き言葉は
日番谷には聞かれていなかった事に安堵し
あははっと笑って見せた

日番谷は少しだけ警戒していたが
くるみ の対応に警戒を緩める


日番谷「斬魄刀も持たずに旅禍捜索は危険すぎる
夜も遅い、お前みたいな平隊員は何人かで班になって行動しろ」

「は、はい!」


隊長っぽい…

小さな少年は今まであったどの隊長副隊長よりも冷静沈着で頭が切れる
こういう人には一番動揺を見せてはいけない


日番谷「所でこの辺りにはお前以外誰も居なかったのか?」

「はい。俺がここに来た時は誰も居ませんでした」

日番谷「そうか…いや、変わった霊圧を感じた気がしたが
俺の気のせいだったみたいだ」


霊圧の関知が得意な死神には
あれだけ小さな神气の力もばれてしまうのか
危ない所だった


日番谷「じゃ、俺は行く」


そう言うと日番谷はぴょんっと屋根を降りていった
くるみ は少し集中し死神にある霊圧を感じとってみた
しかし、霊圧の関知が今一上手く出来ず
日番谷から感じる霊圧をうっすらと冷たい感覚と感じるのみで
その他隊長の用な重たく刺さるような霊圧を感じる事は出来なかった


「霊圧は一人一人の指紋見たいな物だから
関知出来るようになれば
何処にいても朽木や黒崎の居場所も解れて便利なんだけどな」









変わった男だったな…
あの場に変わった霊圧を感じたが
あいつからは全く霊圧を感じなかった。それにも違和感を感じたが
俺が気配を消して背後をとった時も
驚いた様子も無かったし何処か不自然だった
松本でさえ背後を取れば驚くだろう

日番谷「吉良鈴か…十一番隊には勿体無い逸材だな」


瀞霊廷の空気がピリピリとしている中日番谷は用心深くなっていたが
くるみ の正体に気づく事は無かった

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設定タグ:BLEACH , 原作 , 市丸ギン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時

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