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その後少しの雑談をし食事を食べおえた三人


「ご馳走様でした檜佐木副隊長」

檜佐木「気にするな」

吉良「僕までご馳走になってしまってすみません檜佐木さん」


店の外に出れば日が落ち始めていた
サングラスがうどんの湯気で曇り
回りがよく見えず外し袖でレンズを拭いた

檜佐木「おい、服で拭いたら傷になるだろ、これ貸してやるか、ら…」


うどんを食べていた時のままマスクを下げ
サングラスを外したくるみ に薄手のハンカチを差し出す檜佐木の動きが止まった


「檜佐木副隊長見た目によらずハンカチなんて持ち歩いてるんですか?」

檜佐木「お、おぉ、おおお!?!?」

吉良「檜佐木さん?」

目が会うと顔を赤くして挙動不審になる檜佐木
その声に驚いて振り向いた吉良もくるみ の顔にドキリと胸を弾ませたが
くるみ ははてなを浮かべながら差し出されたハンカチでサングラスを拭いてかけ直しマスクを戻した


「檜佐木副隊長大丈夫ですか?」

檜佐木「おっ、おお!大丈夫だ!問題ない、それやるよ」

「え、いいんですか?」

檜佐木はブンブンと頭を縦に降る
少し引き気味のくるみ はありがとうございますといってハンカチをしまった

「では俺はこれで失礼します」

軽く頭を下げて足早にその場を立ち去る



檜佐木「…女みたいな顔してたな
しかも、めちゃくちゃ可愛かった」

吉良「…そう、ですね」


男と思い込んでる新人死神に夕日のように顔を赤く染めた副隊長二人はくるみ の後ろ姿わ少しだけ見送っていた




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「静かだな。昼間の騒動が嘘のよう」


深夜。辺りは闇に包まれ月は頂点で輝いている
所々に灯をともし、旅禍の捜索が続いているが
昼間に比べ人は格段にへり
屋根づたいに瀞霊廷を掛ける

出来るだけ静かに誰にも悟られぬよう
スピードよりも精密な神气のコントロールで
素早くもごく少しの力で走る



「このぐらいの神气なら霊圧の関知が物凄くたけてる死神でとない限りは大丈夫…」

「何が大丈夫なんだ?」


どうしてもこうも死神は急に現れるのだろうか
くるみ は驚いた表情を悟られない様にゆっくりと声の方に振り替える


するとそこには月明かりに良く映える銀髪を風に揺らした小柄な少年が
その見た目に似つかわしい無い黒い死覇装に白い隊長羽織を身にまといその場に立っていた



「こんな夜更けにお疲れ様です
日番谷隊長」

「あぁお前は誰だ」

昼間から色んな所で情報を集め特徴等で隊長の名前を言い当てるくるみ

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設定タグ:BLEACH , 原作 , 市丸ギン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時

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