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一角「所で入隊式って何だよ
そんなの今迄でやった事あったか?
それに隊長の霊圧異常だったぞ」

「あ、いや、本当に全然ちょっとした世間話を」


隊長が世間話とかすんのかよ
と言われたがこれ以上ここで会話をするのは危険だとくるみ はこの場から立ち去りたい一心だった


弓親「それにしてもタイミング悪いね
こんな緊急事態じゃなかったらお酒でも飲みなから親睦を深めたい所だけど今は全員瀞霊廷の警備任務があるし」

一角「たく、旅禍か…はっどんなやろう何だろうな!早く戦いてぇぜ!なぁ?」


「そ、うですね。俺もそろそろ行きます」

一角「市丸隊長をしのいだ野郎はもう瀞霊廷に入り込んだろ?何でみつかんねぇんだろうな」

弓親「物凄い美女がいるって噂だし
僕はそっちが興味あるな〜」


先程からギクギクと焦るくるみ
もう情報が一般の隊士にも広まっている
下手をすれば自分が旅禍の一味とばれてしまう
そうなれば命の保証はない
とにかく瀞霊廷で沢山の情報を集めなくてはいけない
今自分に出来る最善をすることだ



弓親「まぁ、副隊長といるなら平気だと思うけどきおつけてね鈴君」

「はい。心得ております」

二人が実務室から出ていくの確認すると
くるみ ははぁと大きくため息をついた



「心が先に折れそう」

やちる「ねぇねえキラリン」

「なんですか?やちる様」



やちるはくるみ の袖を掴むとツンツンと引っ張った


やちる「もし、ルキルキの事助けられなかったらどうする?」

「えっ、えぇと
そうですね…このままここの隊士にでもなっちゃいますかね」

なんて、と冗談を言うとやちるは満面の笑みを浮かべてそっかと言った


やちる「じゃ、剣ちゃんに全員殺してもらうね!
そしたらキラリンはずーーーっと私の下僕だよ!」

「えっ?」

やちるの冗談でも笑えない言葉にくるみ は振り向くと
またも窓から飛び出して行ってしまった


「まって!」


急いで窓の外を見てもやちるの姿は無かった
くるみ は冷や汗をかきまた大きなため息をついた



そうだ。剣ちゃんが全員殺せばキラリンはずっとここにいてあたしの側にいてくれる!
うん!それがいいよ









「まってよ、またこのパターン?
ハァ…仕方ない。私も行くか」





一人残されたくるみ も執務室から出る
まだここに来てから半日も経過していないが
満身創痍(まんしんそうい)に体は悲鳴をあげ
ふらふらと歩きながら十一番隊舎を後にした

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設定タグ:BLEACH , 原作 , 市丸ギン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時

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