検索窓
今日:53 hit、昨日:3 hit、合計:309,988 hit

38 ページ38

-


「そこの子大丈夫?隊長の霊圧もろにくらって倒れないなんて中々やるね」

「あぁ?誰だお前」

やちる「だから、キラリンだよ?」



未だ座り込んでいるくるみ を覗きこむ男二人に気がついてやっとの思いでくるみ は顔を上げる


「おうおうっ、何もんだてめぇはよ…」

「ちょっとやめなよ一角。折角新人隊士が…」


「あ、の…」


くるみ と目が合うと男はまるで時が止まったかの用に動きを止めた


「君…美しいね。その苦しそうな表情に治まらない汗
よっぽど隊長が怖かったんだね。よしよし
僕は綾瀬川弓親(あやせがわゆみちか)。五席だよ
分からない事があれば何でも僕に聞いてね?
あ、君の名前は?
その前に立てる?何時までもそんなところに座ってないで…」

やちる「すとーーーっぷゆみちーストップ!キラリンはあたしの下僕なんだから手出さないでよ
キラリンも!そのサングラス外しちゃダメって言ったじゃん!」


くるみ と綾瀬川弓親と言われた男の間に割って入るやちるに
くるみ は急いで髪をオールバックに整えてサングラスをしマスクを付けた

ゆっくりと立ち上がと膝についた埃をパンパンと払い自己紹介してきた男に頭を下げて挨拶をする


「綾瀬川五席、ご心配お掛けしてすみません。ご挨拶遅れました
俺の名前は吉良鈴と言います。本日よりやちる様の下僕として隊長に認めてもらえた用です
よろしくお願いいたします」

弓親「鈴君男の子だったの?ま、僕美しければ男でも全然おっけー」

おっけーとは?
と疑問に思いながら先程から固まっているもう一人の男に視線を向ける


やちる「ツルリンどうしたのー?さっきから固まって?電球切れた?」

「はっ!誰が豆電球だごらぁぁ!!」


パシパシと頭を叩かれ正気に戻った男はずんずんと歩きくるみ の顔を覗きこみ睨み付ける



斑目一角(まだらめいっかく)だ」

「あ、斑目さん…よろしくお願いいたします」

弓親「ふっ一角ってば鈴君に惚れたの〜?顔、真っ赤だよ?」

一角「なっ、馬鹿野郎そんな訳ねぇだろ!!!!こいつ男だろ!!!」

弓親「えーー?僕は美しいければ何でも好きだよ?」

弓親に肩を引かれ後ろから抱き締められるくるみ
ブーツを履いているくるみ と対して変わらない身長のせいで顔が近い


「ちょっ、綾瀬川五席!?」

弓親「んん?固いな〜僕の事は弓親って呼んでよ?」

「綾 瀬 川 五 席 離してください」


腕から無理やり抜け出すと
連れないな〜と弓親は残念そうに手を離した

39→←37



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
297人がお気に入り
設定タグ:BLEACH , 原作 , 市丸ギン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。