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すぐに六番隊舎を出た

山田は四番隊に帰ると途中で道を別れた
くるみ は出来るだけ人気の少ない道を選びながら歩き続ける




朽木のいる場所は分かった
兎に角今は旅禍とばれずに黒崎達が来るのを待つしかない
大人しく騒ぎを起こさずに



やちる「あーーー!キラリンやっと見つけたーー!」

「ぐはっ!?や、やちる様!?!?」


急に激しい衝撃を感じる背中を振り向けばそこには
頬を膨らまして少し怒ったような表情を向けるやちるがいた
髪の毛を掴みながらくるみ によじ登るやちる



やちる「もー!待っててって言ったじゃん!
剣ちゃんに直ぐに紹介しようと思ったのに」

「す、スミマセンやちる様」



あっぶない!すっかり忘れてた…
待ってろって言われたんだった


やちる「もー言うこと聞かないと皆にいっちゃうかんね?キラリンが旅禍ってこと」

「う、ウッス」


くるみ はやちるを肩車するとそのまま歩きだした

「隊舎に戻りますか?」

やちる「うん!剣ちゃんが待ってるよ!」

「あれっ?やちるじゃなーい
珍しいわね〜更木隊長以外の肩に乗るなんて」

やちる「あ、らんらんだ〜!
これは私の下僕のキラリンだよ」


新しい死神
目の前に現れたのはくるみ よりも身長の高いグラマラスな女性だった長い金色の髪をなびかせて此方に近寄ってくる


「下僕?あんた…見ない顔ね?そのサングラス…男性死神協会の奴じゃない?」

「は、はい!初めまして
自分は十一番隊所属の、平隊員の吉良鈴です、」

「へぇ新しい子?私は十番隊の松本乱菊よろしくね鈴」


大人の女性だ
死神にもこんな綺麗な人が入るんだな

そんな事を思っていると乱菊はくるみ のサングラスに手を伸ばす

やちる「あーーだめっ!キラリンはあたし以外に顔見せるの禁止なの!
らんらんでもだめだよ」

「いでっ、」


伸ばされた乱菊の手を弾いたのは肩に乗っていたやちるだった
やちるは片手でくるみ のサングラスを顔に推しあてる

いや、やちる様ナイスだけど痛い


乱菊「なによ〜ケチね
十一番隊にしてはひょろっとしてるか
どんな顔してるか気になるじゃない」

やちる「もー!キラリンはスッゴクブスだよ!ぶっさいくだから見ない方がいいよ!
らんらんのタイプじゃないよ!」

「おい」


あははっと笑う乱菊にくるみ は少しだけドキッとして表情に見とれた



本当に綺麗な死神だなぁ
松本乱菊さんか

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設定タグ:BLEACH , 原作 , 市丸ギン   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時

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