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山田「体調はどうですか?ルキアさん。食事…少しは食べてくれましたか?」
ルキア「山田七席…何時も言っているだろう
私の事はきにするな
罪人と仲良くしている事がばれればお前も罰せられるぞ」
山田「うっ」
山田の肩越しにくるみ をにらむルキア
誰ともわからない死神が急に山田と入ってきたのだ警戒しなくては
自分のせいで山田に迷惑を掛けかねない
「そんなに敵視した目でみるなよ朽木」
ルキア「それはすまない。そんなつもりでは無かったのだが
そう見えてしまったのなら謝ろう」
そう言うとまた顔を伏せるルキア
くるみ は心配した表情で鉄格子のそばによった
その表情はサングラスとマスクで全くわからない
「黒崎達も直ぐに来る
生きるのを諦めるな…馬鹿者」
山田(くろさき??)
凛とした声にピクリと肩を跳ねさせた
まさかと恐る恐る顔をあげると
サングラスを外しマスクを下げて
自慢げに笑うくるみ がそこに立っていた
ルキア「な、お、まえ…どうして!!!」
「おいおい!静かにしろ馬鹿」
くるみ はしーっと指を唇に当てて
少しだけ焦ったが誰も部屋に入ってくる気配はなかった
「充分元気じゃん。よかったよかった」
ルキア「貴様、何故こんな所に!その格好は何だ」
「やぁ始めまして。俺の名前は
十一番隊の平隊員だ
そんで、やちる様の下僕」
ルキアは意味がわからないと開いた口がふさがらない用だった
くるみ のその表情がおかしくて少しだけ笑った
「心配するな。今ここにいるのは俺だけだが、すぐにアイツ等もお前を助けにくるから、飯食ってよく寝て
逃げ出す準備しておけ」
ルキア「なっ!馬鹿者、花太郎が入るのに何を!」
「大丈夫…山田はいい奴だ
もし、こいつに何かあればこいつも連れて逃げるよ」
山田「えっ、えぇ〜〜!?」
急に話題に出された山田は涙目になりながら震えている
そんな山田に見向きもせずにルキアを見る
「勝手に終わらせんな
何で黒崎の家族を救ったお前が罰せられるんだよ。意味がわからない
死神のルールなんて糞くらいだ
もし、黒崎達が来なかったら、私がお前を抱えて走って逃げる」
ルキア「そんな無謀な事が出来るわけ…」
「やるよ。やるって決めたからやる。
私は私の意思で朽木を助けに来たの。強くなるために、誰かを守れるようになりたかったから」
小さくな声でギリギリ、ルキアに聞こえる声で言った
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時