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夜一「奴に捕まればこの尸魂界と現世を繋ぐ断界に死ぬまで閉じ込められるぞ！！」
「んな、むちゃくちゃな！」
井上「っ、三点結集！！！」
間一髪背中をとらえられた所を井上の能力で危機を奪取した
「なんだ、今の技…凄い」
井上「え、加藤さんに誉められちゃった！！！わーー！？！？」
茶渡「っ、落ちるぞ！！！」
出口を出たと同時に空に投げ出された五人と一匹
茶渡は井上を捕まえ
石田と一護はよろめきながらも地面に着地した
くるみ は夜一を抱えると体をひねり屋根の上に着地する
夜一「うむ。中々の身のこなしじゃったぞ」
「恐れ入ります」
くるみ は夜一を肩に置き辺りを見渡した
高い壁が長くに繋がっていてその先は見えないが
門の手前には江戸を想像させる家々が連なっていた
夜一「西の白道門か…厄介な」
「え？でも門が開けば中に入れる
後は夜一さんの行った通り
“出来るだけ戦わずに朽木を奪還して逃げる！”
だけでしょ」
夜一「簡単にいいよるわぃ」
くるみ が一護達を見れば既に門番と戦闘になっていた
「いや、いや、でかすぎでしょ！？尸魂界に来るとでかくなるの死神って？
喧嘩っぱやいな黒崎の奴。あんまり調子に、」
ドーーーーン
応戦している一護の元に駆けつけようと走るくるみ の目の前で
一護は門番の大きな斧を砕き落とした
「っ、黒崎…なのか？」
夜一「あいつも喜助との修行で強くなっておるのじゃ」
門番の名前は
夜一の古くからの知り合いらしく
話を聞き入れた兜丹坊はその大きな体で
西の門を開けた
兜丹坊「な、んで、ここに！」
「あかんわ〜門番が門あけちゃ」
ヒュンっと風を切る音が聞こえると同時に金属のぶつかり合う音が鳴り響く
「黒崎！！」
夜一「ば、馬鹿者！！くるみ ！あやつをとめろ！」
目の前に現れた男から伸びた剣先を受けながら兜丹坊にぶつかる一護
くるみ は素早く門を潜ると男めがけて矛をふる
「弄月！！」
「！？」
なんやこの子
あそこから一瞬で僕の目の前に
速すぎて全く見えへんかった
それに凄く綺麗な子や
弄月を振りかざすと
それに対応するために男は延びていた刀を振りかざした
刀を受け止めていた一護は兜丹坊もろとも門の外に投げ飛ばされ
剣先はくるみ に向かい弄月で何とか受け止めた
「げっ！！」
夜一「くるみ ！！！」
ドンッ
地響きをお越しながら門はしまった
夜一の声も虚しく
目の前にいる男とくるみ は一体一になる
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作者名：つき | 作成日時：2018年12月21日 19時
