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「おっ！？お、おおぉ！？」
夜一「うおぉっと…ビックリした
やっと戻ってきおったか…
その様子じゃと上手く行ったようじゃな」
戻ってきた、あそこは一体何だったんだ？
いや、それより
「はっ！
夜一「ほぅ、あの矛は弄月と言うのだな…
お主がおったのはお主の意識の世界じゃ」
「意識の世界…じゃそこに弄月おいてきちゃったの？」
辺りを見回して見ても近くに矛はなかった
慌てたくるみ は頭をかきながら焦りだす
夜一「落ち着けくるみ ！腕をよく見てみろ」
うで？
と夜一に言われ袖をめくるとそこには今まで無かった三日月に黒い帯が伸びたような模様が左腕に描かれていた
なんだこれはと擦ってみるが模様は消えない
夜一「元から斬魄刀ではなく神なのだから社が必要と言う事だろう
今はお主自体が本殿であり本尊と一体化しているのだ」
「えっこれが弄月…夜一さんどうやって呼び出せばいいんですか？」
夜一「死神は斬魄刀を始解するときに解号を唱えるのだが…
弄月と対話してよびだしてみろ」
対話して呼び出す
くるみ はそっと左腕に触れる
なるほど感じるここに弄月はいる…
「
くるみ の言葉に反応し腕からは黒煙と共に白と黒の身丈ほどある美しい矛が現れた
夜一「…第一関門は突破じゃな」
ようやく弄月の名前を手にしたくるみ の修行は直ぐに始まった
力を振るう
走る
切り裂く
腕立て
スクワット
反復横飛
「って、スポーツテストか！」
夜一「なんじゃまだまだ元気じゃな
ほれ、次は５０メートルそ、」
「いやいや
何ですかこれが修行！？」
夜一「いや、これはただのデータ取りでな
修行はこのあとじゃ」
なんのデータだと思いながらもくるみ は言われた通りに夜一が出す課題をこなした
「ﾊｧｯはぁはぁ、く、るしい…何時まで走れば…」
夜一「もうへばったのか？今時の若いもんは体力がないの〜」
あんたは一体いくつ何だと言う前にくるみ は力なく地面に倒れた
夜一が最後に出した課題
永遠走、単純に倒れるまで走れ
ただそれだけだった
始まっておおよそ一日くるみ はとうとう足を止めた
夜一「うむ。まぁ一護よりもよっぽど見込みがあるぞ！」
「…ﾄﾞｰﾓ」
倒れながらも息を整え水を飲む
とにかくずっと走ってきて既に足は限界を超えていた
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作者名：つき | 作成日時：2018年12月21日 19時
