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「はぁ疲れた…
久々にあんなに同世代と会話した気がする
最近話すのなんて猫と小学生位だもんな」
くるみ は帰宅して何時も通り習い事の準備をしていた
「こ、こんにちは」
「ちーーーっす！」
「あ、雨とジン太早いね」
一番にやって来たのは先日浦原が入会させた
雨「せ、先生今日はジン太君の付き添いで…」
「うん。雨は習字の日にまた教えるね
そして、ジン太！ちゃんと挨拶しなさいよ」
ジン太「へーい。こんにちは！」
ここに通い出したのは本当につい最近
店長に言われてなぜがここの剣道を習う事になった
まぁ、習うってのは上部の事で本当はこの加藤くるみ の素性を調べる事
確かにこの神社少し変わった霊圧を放ってる
入るまで気づかなかったけど
そして、わかった事がある
くるみ はめちゃくちゃ強い
たかが竹刀での稽古
俺が本気になればここにいるやつら全員ぶっ飛ばせるが
くるみ はそう簡単にはいかなかった
最初は店長の私用の頼みかとも思った
だって絶対に店長のタイプだし
「ほらどうしたジン太！踏み込みが甘いぞ！」
ジン太「いっっつつつてぇぇぇぇ！！！」
「竹刀を落とさない！」
俺はここに来てからくるみ に一度も勝った事がない
本当になにもんなんだ？ただの人間だよな？
雨「あ、夜一さん」
夜一「やっとるなぁ〜」
入り口からするっと入ってきたのは夜一
雨の膝の上に座ると大きなあくびをし丸くなる
夜一「せいが出るのぅ」
雨「うん。ジン太君もちゃんと稽古してる…
それに、ちょっと楽しそう」
「皆きおつけて帰るように」
ジン太「くるみ 〜！来週も早く来るからまた一番に稽古つけてくれよな！」
「先生でしょ！ジン太」
ジン太の頭をなでならがまた来週ねというくるみ にジン太は嬉しそうに笑いながら走って帰っていった
雨「あっ、ジン太君まってよ〜
先生さようなら」
「ん、きおつけてね」
生徒を全員見送ると足元に一匹の猫がすり寄ってくる
夜一「相変わらず強いの〜くるみ は」
「ありがとうございます夜一さん。
さて、ご飯にしますか」
こやつは一体どうやってこんな強くなったのだろうか？
祖母と暮らしていたと聞いてはいたが
その祖母から教わったのか
謎の多いな娘じゃな
「夜一さん？」
夜一「〜っ今日は特に腹がへった！
大盛りでたのむぞ〜」
「何時も大盛じゃないですか」
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作者名：つき | 作成日時：2018年12月21日 19時
