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空座第一高校
「おい見ろよ一護」
「あ?」
空座第一高校の屋上では数人の男女が昼ご飯を食べていた
浅野「あれ!珍しい〜加藤くるみ 先輩だぞ!」
一護「加藤?誰だそりゃ」
小島「あ〜ほんとだ。相変わらず美人だね〜」
まだ昼だと言うのに学校から出ていこうとしている一人の少女
“加藤くるみ ”
が歩ていた
井上「黒崎くん知らないの?」
一護「なんだ、井上も知ってんのか?」
浅野「いや、この学校に知らない奴がいる方がビックリだよ!
あの人はな
全国模試1位で有りながら運動神経抜群で容姿端麗の
三年、加藤くるみ だよ!
因みに俺のねーちゃんと同じクラス」
鼻息を荒くして熱弁する浅野に若干引きながら一護はおぅ、と相討ちをうつ
一護「その加藤ってのがいるのがそんな珍しいのか?」
小島「そうだね。彼女あんまり学校来ないから」
一護「そうなのか?」
小島「家庭事情が複雑らしいよ
ま、今日は流石に来たんだろうけど」
一護が疑問に首をかしげると井上は手を、ポンと叩きわかったと声を上げた
井上「今日はテストだもんね!
そりゃくるよね!
あ、でも午後のテストはどうするんだろう?」
小島「噂だと一日で全部受けてるらしい」
浅野「あり!?てかよく知ってるな」
小島「噂だけどね
あ〜僕も相手してくれないかなぁ」
浅野「は?なんの?」
小島「え?しらないのー?
加藤さんて頼めばヤらせてくれるって噂だよ」
浅野「なっ!?!?ま、マジか」
加藤くるみ という綺麗な容姿をもった少女に
噂は何時も絶えなかった
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「つかれた」
くるみ は家に帰って来ていた
家にはくるみ 一人しかおらず
淡々と神社の仕事をこなす
境内の掃除
賽銭箱の整理
自給自足している畑や鶏の世話など
毎日仕事に終われていた
仕事を一段落させるとくるみ は神社のすぐ近くで起こってしまった交通事故の跡地に足を運んだ
私には特殊な力がある
”おねーちゃんまた来てくれたの?”
「はい。この前貴方が好きって言ってたお花」
そう、幽霊が見えるのだ
目の前にいる男の子はニコニコ笑いながらありがとうございます、と花を受けとった
つい先日ここで交通事故に合い亡くなったのだ
くるみ は物心着いたときから幽霊や怪かしの類いが見える
そして、神社の本尊である矛でその悪霊などを祓っていた
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作者名:つき | 作成日時:2018年12月21日 19時