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夜一「そんな事より、話しとはなんじゃ？
お主もあちらで多忙を極めておるのだろう？
まだ副隊長も決めとらんそうじないか」
「えぇ、まぁその辺は追々…
今回ここに来たのは浦原商店の皆さんにお願いがあって来ました」
浦原「我々ですか？」
尸魂界の復興の為に現世からも多くの物資を尸魂界に送っている浦原商店
現世の異物を尸魂界に送るには一度霊子化せねばならない
殆どの現世の物資は浦原商店を通している
リサの経営しているYDM書籍販売もまたしかり
「裏原商店には、八番隊を通して
現世と尸魂界の貿易窓口になってほしいんです」
浦原「成る程？尸魂界と現世の流通を一括かする、という事でか？」
「はい。死神の現世任務は今、全体の八割を担うことになっています
以前から私の仕事だった現世での活動資金の調達等も含めこれからは八番隊の仕事になっていくと思います」
夜一「それで、現世での任務が増える八番隊の隊士に渡す物資なども浦原商店から回すと」
「はい。尸魂界があんな状況でも現世には虚が生まれ続けていますし」
浦原「ま、いいですよ〜どっか他のお堅い隊に吸収されるよりもよっぽどくるみさんの元で働く方が気がらくです
しかし、あたし達もギリギリ回してる状態でとても尸魂界全土と取引するだけの手は足りてません」
「そういうと思いましたよ
私の持ち場である白神神社を現世での拠点として、ある組織の結成を決めているんです！」
夜一「現世で組織を？」
「はい！二番隊に隠密起動
九番隊に瀞霊廷通信、十二番隊に技術開発局…
そして新たに八番隊に現世での別組織として
“白神隊”を発足します」
二十歳を越えばかりの少女に賛同するものが集まるのか
普通ならば出来ることではないが
くるみならば出来るだろうと、夜一と浦原は顔を見合わせて不適に笑った
浦原「で？もう結成の事を隊員には声かけてあるんですか？」
「今から行きます。浦原さんがお願いしても頬に楓が咲くだけですからね」
以前、浦原が浦原商店で働いてほしいと頼んだ少女の顔が浮かぶ
彼女ならきっとくるみの役に立とうとするだろう
実力のある者をこれ以上遊ばしておくのはおしい
夜一「随分と立派になったものじゃの」
浦原「えぇ、彼女はこれからを担う立派な死神になっていくでしょう」
夜一「…そうじゃな」
浦原「夜一さん？」
夜一「いや…立派になったと、思ってな」
憂いを帯びた表情を浮かべる夜一は
くるみの出ていった扉横目で見つめていた
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月。(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます！とても嬉しいです。のんびりお付き合い頂けたら幸いです (2019年12月11日 5時) (
レス) id: b5561693cb (このIDを非表示/違反報告)
yui - 月。さん» 面白いですね！これからも頑張ってください！！！応援します☆ (2019年12月11日 0時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
靜藍(プロフ) - そんな！不愉快じゃないですよ！たまたま気付いただけなので…むしろ、読み返しているだけすごいと思います！家電とか贈り物がすごいですね！主人公さん、本当にたくさんの人に愛されてますね(*´｀*) (2019年12月7日 1時) (レス) id: 114c5f5474 (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - 靜藍さん» たまに読み返してミスを探してますが、良く見落とします。不愉快な思いをさせてすみません。直ぐに直させていただきます。 (2019年12月7日 0時) (レス) id: b5561693cb (このIDを非表示/違反報告)
靜藍(プロフ) - いえいえ！自分でまちがえたところって、気づきにくいですよね。私もテストとか、見直ししているのに、毎回簡単なところで間違えたりしてます(笑)(25の、「〜平子性を…」のところ"姓"ではないでしょうか？) (2019年12月6日 22時) (レス) id: 114c5f5474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月。 | 作成日時：2019年11月26日 23時
