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「えー私もみたかったなぁ冬獅朗が成長した姿を!
今度見せてよ〜!大きくなった冬獅朗!」
花太郎「僕達は早々に皆さんとはぐれちゃいましたからね〜あの時」
平子「せやったな〜
でも、途中でいなくなったんくるみ達だけやなかったな?
そう言えば乱菊はあの時どこにおってん、戦場におらんかったやろ?」
運ばれた高級なお酒に目を輝かせていた乱菊は
よくぞ聞いてくれましたと言わんばかりに
豊満な胸をはって言った
乱菊「あたしはねぇ隊長に言われて
皆が好き勝手暴れて壊した霊王宮の破片を、瀞霊廷に落っこちても平気なサイズになるまで灰猫で砕いていたのよ!
地味ぃ〜に頑張ってたんだから!」
まぁ、誰も見てなかったし知らないかも知れないけど!と唇を尖らせてぶ言う乱菊にくるみはそうだったんですか!私の知らないところでそんな事が…
と労った
「私が瀕死の最中、皆も頑張ってたんだなぁ
霊圧のぶつかり合いは遠くから感じてはいたけど、私全然役に立てなかったなぁ」
拳西「そんな事いったら、俺ら隊長なのに何の役にもたたなかったな」
楼十郎「本当だね…不甲斐ない話だよ全く」
吉良「た、隊長そんなに落ち込まないでください!!」
檜佐木「‘霊王護新対戦、影の功労者特集’
……いけるな!」
檜佐木はそう呟き帳面に特集案を書き込みだした
ルキア「随分と賑やかになったもものだな」
「そうだね、こう言うの久しぶりじゃない?」
大戦以前、終業後に格隊の隊士が集まり
酒を酌み交わすのは日常の一部であった。だが今では、どの隊も復興事業で忙しく、同隊の者だけで飲むことはあっても複数の隊士が集う
酒席は極々まれだった
そのような状況下でこれだけの隊士が呼び掛けに応じてくれたことを
二人は深く感謝するのであった
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宴会から、一時間と三十分
乱菊、リサ、楼十郎、檜佐木は酔っぱらい特有のしつこさで二人の出会いから求婚までを根掘り葉堀りきき終えると、ようやく満足いった様子で二人を解放した
「もう、あんたはベラベラ喋りすぎ!」
平子「えーやんえーやん!俺達のラブラブ具合をもっと皆に教えてやらんと〜
くるみは何時もツンツンしよるけど二人のときは…」
「あーはいはい!終わりお わ り !」
頬を染めて高価な酒を水の様にあおり
平子の頭を掴んで言葉を遮る
拳西「で?式はあげねぇのか?」
「え?式?」
リサ「何やくるみ!式挙げんの?」
乱菊「そうよ!式よ!!!あげなさい!結婚式!!!」
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月。(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます!とても嬉しいです。のんびりお付き合い頂けたら幸いです (2019年12月11日 5時) (レス) id: b5561693cb (このIDを非表示/違反報告)
yui - 月。さん» 面白いですね!これからも頑張ってください!!!応援します☆ (2019年12月11日 0時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
靜藍(プロフ) - そんな!不愉快じゃないですよ!たまたま気付いただけなので…むしろ、読み返しているだけすごいと思います!家電とか贈り物がすごいですね!主人公さん、本当にたくさんの人に愛されてますね(*´`*) (2019年12月7日 1時) (レス) id: 114c5f5474 (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - 靜藍さん» たまに読み返してミスを探してますが、良く見落とします。不愉快な思いをさせてすみません。直ぐに直させていただきます。 (2019年12月7日 0時) (レス) id: b5561693cb (このIDを非表示/違反報告)
靜藍(プロフ) - いえいえ!自分でまちがえたところって、気づきにくいですよね。私もテストとか、見直ししているのに、毎回簡単なところで間違えたりしてます(笑)(25の、「〜平子性を…」のところ"姓"ではないでしょうか?) (2019年12月6日 22時) (レス) id: 114c5f5474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月。 | 作成日時:2019年11月26日 23時