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多忙を極めた尸魂界にも、ようやく日常が戻りつつあった
一番隊隊舎、隊首会議上
七緒「それではこれにて、護廷十三隊定例隊首会議を閉廷します」
真新しく清々しい木材の香りが広がる部屋に七緒の号令が響き各隊長は部屋から出ていく
楼十郎「今日は復興状態の報告だけだったから早くすんだね」
吉良「そうですね」
楼十郎「どうだろう、今日は天気もいいし茶屋によっていくって言うのは!
真子も一緒にどうだい?」
楼十郎に呼ばれ振り向いた平子は
今日はあかんねん
とウキウキとまるで子供の様な表情を浮かべていた
「真子!早く行くよ!高霊局はどこも混むって噂なんだから」
平子「はいはい!今行きますよ〜
んじゃローズ、あんまり副隊長困らせたらあかんで〜」
我先に出口に向かったくるみの声がその場にいた死神達の耳に届いていた
そして、二人の背中を見送くりしんとした空間で独り言の様に呟いた
拳西「あいつら…まだ行って無かったのか」
檜佐木「高霊局?ってなんすか?」
拳西「あ?お前何年死神がやってんだよ知らねぇのか??
高霊局ってのは…」
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瀞霊廷内に居住する者の婚姻のため、人別管理局(七番区)へ婚姻届けを提出
護廷十三隊隊士の婚姻のため、
護廷隊士管理局(四番区)へ隊士婚姻届けを提出
席官以上の婚姻のため、
高次霊位管理局(六番区)へ高霊婚姻届を提出
隊長位の婚姻のため、
隊首会にて全隊の隊長、副隊長への報告
「って!結婚するだけでこんなに手間かかるってどういう事??
最近までどこの局も稼働して無かったくせに
通常営業始めたとたん催促にくるとか…
隊長各が結婚するってこう言うことなの?」
平子「さぁな。まぁ本当はこう言うの早めにするもんやけど
状況が状況やったし、出来んかったのはしゃーない
それでも、他の隊長が俺らに気を回したんとちゃう?」
死神同士が結婚するには幾つかの手続きが必要となる
くるみと平子もようやく婚約から正式に婚姻の手順を踏んでいた
平子「それに今のままやとくるみ、シングルマザーやんか」
「え、そう言うこと…になってる?」
平子「まぁ今までちょっとなーなーにしてたしなぁ
ちゃんとけじめつけなあかん時やろ」
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月。(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます!とても嬉しいです。のんびりお付き合い頂けたら幸いです (2019年12月11日 5時) (レス) id: b5561693cb (このIDを非表示/違反報告)
yui - 月。さん» 面白いですね!これからも頑張ってください!!!応援します☆ (2019年12月11日 0時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
靜藍(プロフ) - そんな!不愉快じゃないですよ!たまたま気付いただけなので…むしろ、読み返しているだけすごいと思います!家電とか贈り物がすごいですね!主人公さん、本当にたくさんの人に愛されてますね(*´`*) (2019年12月7日 1時) (レス) id: 114c5f5474 (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - 靜藍さん» たまに読み返してミスを探してますが、良く見落とします。不愉快な思いをさせてすみません。直ぐに直させていただきます。 (2019年12月7日 0時) (レス) id: b5561693cb (このIDを非表示/違反報告)
靜藍(プロフ) - いえいえ!自分でまちがえたところって、気づきにくいですよね。私もテストとか、見直ししているのに、毎回簡単なところで間違えたりしてます(笑)(25の、「〜平子性を…」のところ"姓"ではないでしょうか?) (2019年12月6日 22時) (レス) id: 114c5f5474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月。 | 作成日時:2019年11月26日 23時