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冷たい風が頬を撫で身震いする体を両手で抱きしめる
ハァっと息を吐き出せばうっすらと白く目に写る
「流石に冷えるなぁ」
平子「何で上着着とらんのや、そりゃ寒いやろが」
「…ビックリするから急に現れないでよ」
一人屋敷までの道をゆっくり歩いていると突然声をかけられた
見上げれば、屋根の上にしゃがみこむ平子の姿があり
平子はピョンっと降りるとくるみの前に立ち自分の巻いていたマフラーと上着を肩にかけた
くるみはありがとうと素直に上着に袖を通した
どちらとも言わずに繋がった手をぎっと握りくるみの歩幅にあわせてゆっくりと歩き始めた
平子「手、つっめた！あかんで体が冷やしたら」
「ちょっと話し込んじゃって
本当はもっと早く帰るつもりだったんだけど」
最近過保護すきない？と呆れたように笑ったが
その顔は何処か嬉しそうだった
「真子こそこんなところで会うなんて奇遇じゃない
何処か行ってたの？」
平子「お〜真央霊術院迄な。その帰りでくるみの霊圧が近くに感じて迎えにきた」
「真子って何処私の霊圧探してるの？」
平子「え？えぇ〜あ〜なんやろな、何か癖になってしもててな〜」
くるみがまだ現世にいた時、平子はふとしたときにくるみの霊圧を探していた
現世ではくるみの存在を確認する事が出来ないことか多かったが
それは、くるみが白神神社にいるということ
会えなくても、そこにくるみがいると分かるだけで平子は少なからず安心していた
「もう、いなくなったりしないから
心配しないで」
平子「っ！…そう言うつもりやないんやけど…」
「ほんっと心配性何だから！最近は更に磨きがかかってる気がする。
か弱い女の子じゃないんだから」
平子「くるみ限定や…俺にとってくるみは
永遠に可愛いくて愛しい女の子やで」
歯の浮くような台詞にくるみは少しだけ顔を赤らめて
話をそらすように話題を戻した
「そ、そう言えば霊術院はどんな感じだった？
私、自分の隊の事で手一杯であの戦いから一度も行けてないんだよね」
今、真央霊術院では歴代希に見る慌ただしさに日々を追われている
生き残った学生の急ピッチな教育に加え、流魂街から素質のある者を受け入れるための制度を整えている最中だった
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月。(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます！とても嬉しいです。のんびりお付き合い頂けたら幸いです (2019年12月11日 5時) (
レス) id: b5561693cb (このIDを非表示/違反報告)
yui - 月。さん» 面白いですね！これからも頑張ってください！！！応援します☆ (2019年12月11日 0時) (レス) id: a956401359 (このIDを非表示/違反報告)
靜藍(プロフ) - そんな！不愉快じゃないですよ！たまたま気付いただけなので…むしろ、読み返しているだけすごいと思います！家電とか贈り物がすごいですね！主人公さん、本当にたくさんの人に愛されてますね(*´｀*) (2019年12月7日 1時) (レス) id: 114c5f5474 (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - 靜藍さん» たまに読み返してミスを探してますが、良く見落とします。不愉快な思いをさせてすみません。直ぐに直させていただきます。 (2019年12月7日 0時) (レス) id: b5561693cb (このIDを非表示/違反報告)
靜藍(プロフ) - いえいえ！自分でまちがえたところって、気づきにくいですよね。私もテストとか、見直ししているのに、毎回簡単なところで間違えたりしてます(笑)(25の、「〜平子性を…」のところ"姓"ではないでしょうか？) (2019年12月6日 22時) (レス) id: 114c5f5474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月。 | 作成日時：2019年11月26日 23時
