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「わかった…直ぐにやちるを探しに行ってくる」
平子「あぁ…きおつけるんやで
滅却師の力は強力や…
隊長の俺がこの様やからな。隊士は出来るだけ束になって戦う様に伝え」
「うん。真子も…雛森副隊長もきおつけて」
雛森「は、はい!」
くるみ は直ぐ様その場から消える
平子と雛森もくるみ がいなくなるとその場を歩きだした
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その後やちるを見つける事は難無く出来た
そして直ぐ近くで丁度虎徹勇音の霊圧を感じ
三人はある部屋に身を隠していた
やちる「キラリン。この後どうするの?」
「もうすぐ夜になる…これ以上に動きにくくなる中での戦闘は此方がふりにだ…
幸い勇音さんがいればある程度の傷の回復は出来るから
暫くはここに…」
勇音「くるみ さん?」
くるみ は激闘する霊圧に神経を研ぎ澄ませる
距離は然程遠くない
ぶつかり合う霊圧は2つ
しかし、その霊圧がみるみる弱くなり今にも途切れそうな程だった
くるみ は二人に此処を動くなといい小窓から外に飛び出した
「恋次!!!」
阿散井「くるみ か…?」
斬魄刀を肩に置き敵を見据えている阿散井と
そのすぐそばに大ケガをおって倒れている拳西と楼十郎を見つける
そして少し離れた場所には綾瀬川、斑目、檜佐木が倒れていた
こんな奴にここにいる全員がやられたの?
一体どんな力を…
阿散井と向き合うマスクの男はくるみ をみて驚いたように少しだけ目を大きく見開いた
阿散井「くるみ 、六車隊長と鳳橋隊長を頼む
時間の無駄だ。あいつは俺一人でやる」
恋次の判断は正しい
どこから見てもこの二人は瀕死の大重症だ
二人の治療は一刻を争うだろう
ニカッと笑うマスク姿の滅却師に苛立ちながらも
楼十郎と拳西を抱き抱えると阿散井に振り替える
「今の恋次なら大丈夫だと思うけど…きおつけて」
阿散井「はっお前もな」
「二人を届けたら直ぐに他の三人も迎えに来る…
その時危うかったら手伝ってあげる」
阿散井「馬鹿野郎、お前が戻ってくる前にこいつ倒して三人は俺がお前の所に連れていってやるぜ」
くるみ は阿散井と一瞬だけ目を会わせると二人の怪我に、配慮しながら舜歩でその場を後にする
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作者名:月。 | 作成日時:2019年8月13日 5時