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「…頭いたい」
平子「くるみ ？電令神機片手に頭か抱えてどないしてん」
くるみ は井上から届いていた電子書簡を開いて頭を抱えていた
現世に当然現れたネルと言う破面が黒崎に助けを求めて来たと言う
虚園で起こった大量虚消失
それは瀞霊廷を襲撃した賊軍と同じなのではとくるみ は考えた
これ以上虚園の虚が一度に消えるのは尸魂界にも現世にも多大な影響を出しかねない
それを知ってか知らずか浦原の手引きにより現世に入る石田以外のメンバーで
虚園に乗り込むと言う知らせだった
一刻も早くこの事を総隊長に伝えなくては…
平子「織姫ちゃんから？」
「え、あ、うん…旅行のお誘いがあってね」
平子「旅行？」
きっと浦原さんは
大体の事は予想がついてるはず
それに対しての対策もしているだろう
「浦原さんがいれば大丈夫か…
この後の隊主会の前にルキアと恋次に位は事の報告を…いや、二人にも書簡送ってるか…？」
平子「さっきから何をぶつぶつ言ってるん？顔怖いで？」
「うるさいな、元からこういう顔だよ！」
二人が一番隊の敷地内に着いた時既に殆どの隊長、副隊長
多くの隊士たちが集まっていた
平子「雀部副隊長は俺が平隊士の時からず〜〜っと一番隊の副隊長やってん」
「…雀部副隊長位立派な人格者なら隊長にだってなれた筈なのに」
平子「雀部副隊長は総隊長に生涯副隊長であることを誓った男なんやて
凄い男や…ほんまに」
平子はそれだけ言うと他の隊長達と共に列に並んだ
その後直ぐに火が灯され隊葬は終わった
くるみ は直ぐに更木に流魂街での事、現世で起きている事、虚園で起きていることを報告した
更木「あぁ？何だ一護の奴また面白れぇ事に首突っ込んでやがんのか」
「いや、全然面白く無いですよ…隊長
この事を隊首会で報告を…」
更木「めんどくせぇからお前が報告しろ」
「ぇっ！？」
やちる「キラリンも一緒に会議でるのー？早くいこいこ〜？」
くるみ はやちるに引っ張られ隊首室に一緒に向かう
うぅ、隊首会議って圧が強くて私苦手なんだよね…
あの大きな扉が何とも威圧的で
隊長が並ぶと霊圧で磨り潰されそうだよ
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作者名：月。 | 作成日時：2019年8月13日 5時
