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「全く毎度毎度ぶっ飛ばす以外の移動法は此処には無いのか」
くるみ は一人第四神官の
「それにしても修多羅って名前…
十二番隊の
と言うから零番隊の隊長って元は護廷隊なのかな」
「ほぉ中々に鋭いな小娘」
「うわっ!?!?」
くるみ は音も無く背後に忍び寄った女に急に声を欠けられ
大きく肩を跳ねさせ声を上げる
そして少しだけ距離を取り振り替えれば澄ました表情でくるみ を見ている
背の高い黒髪の女がそこに立っていた
背中からは何本もの骨の義手が伸び
その様は何とも言えない不気味差を醸し出す
「えっと…修多羅さんですか?」
修多羅「如何にも。妾が修多羅千手丸である」
零番隊に連れてこられたさいくるみ は瀕死の状態であり意識は無かった
その為零番隊隊長の顔を見るのはこれが初めて
そして、二枚屋王悦に聞いた名前だけを便りに此処まで一人でやって来た
修多羅「妾達零番達の殆どが護廷隊の出身じゃ
妾は十二番隊、あぁ、そう言えば曳舟も十二番隊じゃったかのぅ」
「えっ!?十二番隊…?」
くるみ は今ある十二番隊を想像する
今は涅マユリ、
百二年前の十二番隊は浦原喜助が隊長
そして、目の前にいる異様な女も同じく十二番隊と言う事はすんなりと
符に落ちるが、先程あった曳舟桐生も‘あの’十二番隊だったのかと
驚きを隠せない
修多羅「何やら失礼な事を考えてはいまいな?」
「ひぇ!?」
修多羅「妾をマユリ等と同じむじなとするで無いぞ?
妾はマユリ等の様な愚鈍者よりも遥かに優れた存在ゆえ此処居るのだかららな」
くるみ はまさか心を読まれたのではないかと心臓がバクバクと激しく波打つ
いや、涅隊長を愚鈍者って…一体どんな間柄何だろう…
修多羅等級と何か関係在るのも気になるんですけど…
修多羅「こんな所で世間話等している場合では無かったな
ついて参れ」
「あ、は、はい!」
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作者名:月。 | 作成日時:2019年8月13日 5時