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特殊な装置に標本と書かれたものに入るｻﾞｴﾙｱﾎﾟﾛと
それに触れていたｻﾞｴﾙｱﾎﾟﾛの背中
くるみはゆっくりと斬魄刀を抜く
苛立ちに満ちた表情をゆっくりとくるみに向けるｻﾞｴﾙｱﾎﾟﾛは
刀に手をおいた瞬間
急に動きを止めて激情を瞬時に冷まして呟いた
ｻﾞｴﾙｱﾎﾟﾛ「この霊圧は…ノイトラとヤミーを斬った奴だね」
「っ、」
すっと目を細め眼鏡型の仮面の位置を直しながら不適な笑みを浮かべた
ｻﾞｴﾙｱﾎﾟﾛ「喜びたまえ。君たちの寿命が少し伸びた
…流石に、あんな野獣のような奴と
‘今の状態で’
斬り合うつもりはない」
「お前に無くても此方には斬り合う理由が有るんだよ」
くるみが刀を向ける
しかし彼の姿はゆっくりと空気の中に滲ませる
まるで溶ける様に消える男の姿を見てくるみは目を見開いた
「なっ、ま…」
ﾄﾞｶｧｰｰｰｰﾝ!!!!
「！？！？」
背後で轟音が鳴り響く
くるみはもくもくと立ち込める煙を払い目を向ける
更木「あ？くるみじゃねぇか。何で手前がここに…まぁいい
旅禍は何処だ」
壁をぶち破り現れたのは更木剣八
肩にはやちるもつれている
「すみません更木隊長…逃げられました」
更木「ちっ、じゃーここにはもう敵はいねぇんだな…
なら、瀞霊廷の外にいる破面を始末しに行くとするか」
「えっ、外にも破面が！？」
くるみの言葉を聞かずに空いた穴に向かってまた更木は走り出した
くるみは倒れる研究員の方を一度だけ振り向いて更木の後を追って瀞霊廷の外で確認されたと言う
破面殲滅の為走り出す
ふと足を止めた
この霊圧を知っている
いや、知っていた時の霊圧とは少しだけ違っていた
くるみは更木を追う足を止めてうっすらと感じる霊圧の方へ向かう
◇
「どうしてこんな所にいる？」
「っ、おやおや、くるみ様…ご機嫌麗しゅう」
「ふざけんじゃねーぞ？何で破面のお前がここにいるかって聞いてるんだよ
シルバー」
くるみはシルバーの後ろから弄月を首に当てる
少しだけ驚いたような素振りを見せたシルバーだが
くるりと振り返りくるみの顔を覗き混んだ
ｼﾙﾊﾞｰ「相変わらず…美しいですね…
この景色にも全くもってひけを取らない…
まぁ、その話し方は相変らずですけど」
小さな湖に色とりどりの華々が咲き誇り
優しい風にひらひらと花びらをちらしている
そんな風景に真っ白い服に真っ白い肌
銀色の髪の破面がポツンと立っている様はとても異様だった
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月。(プロフ) - 砂糖菓子さん» こんにちは！コメントありがとうございます！とても嬉しくてやる気の糧になります！私も再熱なので同士ですね^^お誉めの言葉を頂いたからにはこれからも頑張りますのでお付き合い頂ければ幸いです (2019年6月7日 0時) (
レス) id: 23392552b6 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - 月。さんの書かれるキャラの感じや夢主の性格大好きです!!お話の続き楽しみに待ってます。頑張って下さい!! (2019年6月6日 20時) (レス) id: ef37f1324d (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - 一章からずっと読ませて頂いてます。私も最近再ハマりして漫画から読み直してます!!内容も面白くて楽しんでます!平子隊長が…関西弁、最高!!って悶えてます笑笑 (2019年6月6日 20時) (レス) id: ef37f1324d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月。 | 作成日時：2019年5月20日 5時
