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観音寺「待ちたまえ美しいガール!!
今シルバーは自分を探すための旅の途中なのだ!」
くるみはは?と苛立ちから短い返事をする
とにかく町に被害が出る前に急いでシルバーを更木に突きつけて尸魂界に帰る
それが、一番の最善だとくるみは少しだけ焦っていた
「あんたね!こいつが何者か知らないの!?
破面!虚だよ!人間の敵!?わかってる!?」
観音寺「敵?そんなわけは無い!!
シルバーは私を傷つけたりしていないのだからな!」
確かにシルバーは観音寺に攻撃をしていない
それどころかシルバーはこの一年空座町の至るところで目撃され続けていたにも関わら
そこで戦闘になったこも、人を攻撃をした事もなかった
どういうつもりなのか?くるみは不思議そうにシルバーを見る
真っ白肌、真っ白い髪、真っ白い仮面を
まるでたくさんの色で飾るようにシルバーを覆っている
帽子にマフラー、ハリウッドセレブの様な派手な服
真っ白だったシルバーに沢山の色がさしとても鮮やかだ
シルバー「くるみ様…」
「はぁ…早くしないと更木隊長達も来ちゃうんだけど…」
「みーーーつけたっと!」
信号待ちの最中突然頭の上から子供の声が木霊した
「…子供?」
観音寺「む?」
そこには信号機の上に立つ一人の少年
くるみは直ぐに破面だときずく
そして、その少年を見上げたシルバーはびくりと身体を震わせたのが目に映る
一方、少年はそんなシルバーを見下ろしつつ無邪気な言葉を口にする
「ねぇねぇ、これから僕達と一緒に…遊んでくれる?」
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「更木隊長…シルバー見つけました」
更木「あぁ??何処にいる。何処にもいねぇぞ」
「いや、ここにはいませんよ」
断界の中を進む十一番隊
くるみの姿がそこにも勿論あった
地獄蝶をつれてぞろぞろと歩く更木達にくるみは始解状態の弄月を肩にトントンと当てる
弄月の技の一つである
くるみの姿と全く同じ存在を作り出す技だ
ただのコピーでは無くどちらも本物
どちらかが感じた情報全てを共有する事ができる
しかし、この力は利点だけではない
どちらかも本物と言う事は
どちらかが死んだら両方死ぬと言う事
そしてその力は本来の半分
くるみはこの力を使い、自分専用の穿界門を通り一人先に現世の空座町に向かった
もう一人のくるみは更木達と行動を共にしている
空座町で起こった事は直ぐに伝える事が出来る
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月。(プロフ) - 砂糖菓子さん» こんにちは!コメントありがとうございます!とても嬉しくてやる気の糧になります!私も再熱なので同士ですね^^お誉めの言葉を頂いたからにはこれからも頑張りますのでお付き合い頂ければ幸いです (2019年6月7日 0時) (レス) id: 23392552b6 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - 月。さんの書かれるキャラの感じや夢主の性格大好きです!!お話の続き楽しみに待ってます。頑張って下さい!! (2019年6月6日 20時) (レス) id: ef37f1324d (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - 一章からずっと読ませて頂いてます。私も最近再ハマりして漫画から読み直してます!!内容も面白くて楽しんでます!平子隊長が…関西弁、最高!!って悶えてます笑笑 (2019年6月6日 20時) (レス) id: ef37f1324d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月。 | 作成日時:2019年5月20日 5時