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狛村の言葉に誰もがくるみの存在を思い浮かべる
くるみの斬魄刀の能力がそれに近いと
夜一「奴の能力の本質は‘無効化’出はない
‘融合よ’」
砕蜂「融…合…？」
砕蜂の呟きに大きく頷きながら夜一は続けた
夜一「見えない何かと話している様に見えたのは
奴の内面世界が外面世界と融合しておるからが原因なのじゃ
奴が刀を持っていなかったのは
‘常に卍解状態だったからじゃ’
そして、卍解の能力は…
‘周囲のすべてと融合し、支配する力’
とでも言えば良いかのぅ」
室内の空気が冷たく静まり返った
夜一の言葉を吟味しあらゆる可能性を瞬時に思索する
本当に空気そのものと融合出来るのだとすれば
通常の方法では斬る事などできはしない
更に言うなら、空気と融合した痣城が肺の中で膨張するだけで
敵に簡単には致命傷を与えることが出きるだろう
日番谷「範囲はどのぐらいだ」
日番谷の問いに夜一は表情をみて答える
夜一「もう、解っておるのじゃろ？」
‘奴の居場所を瀞霊廷内よりも狭く特定できなんだ’
その言葉が室内にいた全員の脳裏に響き渡る
夜一「奴は既にこの瀞霊廷そのものと融合しておる
痣城剣八は融合した場所に響く声も光景も己の身の上で起こっているかのように感じ取れる
つまりは…この場所での会話も
奴には筒抜けと言うことじゃ」
日番谷「それだけの力があって何故今頃になって逃げ出したんだ？」
砕蜂「…旅禍による、技術開発局の敵襲がきっかけになったのか…」
平子「まてや、力を取り戻した痣城が
藍染や他の連中を脱獄させるちゅう可能性はないんか？」
誰もが思い浮かべたその懸念を夜一はあっさりと否定する
夜一「なに、奴の目的は混乱や破壊ではあるまいそのような真似はせんじゃろう」
平子「せやけど、くるみは痣城の奴に斬られたんやろが」
夜一「それは…一体どういうつもりだったのかのぅ？
儂も本人じゃないからわからぬが…
何故じゃ？痣城剣八…」
すると部屋の中心
隊長達が挟む空間に異変が起こった
痣城「説明を省いてくれた事を
感謝するべきだろうか」
人影が浮かび上がるとそこに突如現れたのは意中の痣城剣八だった
総隊長「よくも、その顔をここに晒せたものじゃな
痣城双也」
剣八ではなく、敢えて本名で呼ぶ総隊長に
痣城は特に心を乱した様子もなくゆっりと頭をさげる
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月。(プロフ) - 砂糖菓子さん» こんにちは！コメントありがとうございます！とても嬉しくてやる気の糧になります！私も再熱なので同士ですね^^お誉めの言葉を頂いたからにはこれからも頑張りますのでお付き合い頂ければ幸いです (2019年6月7日 0時) (
レス) id: 23392552b6 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - 月。さんの書かれるキャラの感じや夢主の性格大好きです!!お話の続き楽しみに待ってます。頑張って下さい!! (2019年6月6日 20時) (レス) id: ef37f1324d (このIDを非表示/違反報告)
砂糖菓子(プロフ) - 一章からずっと読ませて頂いてます。私も最近再ハマりして漫画から読み直してます!!内容も面白くて楽しんでます!平子隊長が…関西弁、最高!!って悶えてます笑笑 (2019年6月6日 20時) (レス) id: ef37f1324d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月。 | 作成日時：2019年5月20日 5時
