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エプロンを着けた理髪師は
くるみ の首にケープを巻くと
どのように致しますか？とくるみ の要望を伺う
「私、何時も自分で髪を切っていて
どのように説明したらいいか、良くわからないのですが…
何時までも長く綺麗なまま保てるように切って頂けますか？」
理髪師「かしこまりました」
にこりと笑う理髪師はスッと綺麗に手入れされた銀色の鋏を取り出してそっとくるみ の髪に触れる
チョキチョキと恥めて自分の髪を切られる事に初めは緊張と不安があったが
理髪師の老父の手はまるで壊れ物を扱うかの様に優しく丁寧に髪をすくい
心地いいリズムを刻みながらパラパラと髪を切っていった
数刻
鏡に写る綺麗に整えられた髪にくるみ はしばし目を輝かせて感動していた
「わぁ…切り揃えるだけでこんなに変わるものなんですね」
理髪師「元が綺麗だからですよ。私は少しだけ手を入れただけです」
ケープを外してサラリと流れる髪は
まるで命を吹き替えした様に
一本一本キラキラと輝いて見えた
「ありがとうございます。とっても気に入りました」
理髪師「此方こそ。とても美しい髪に触れさせて頂けて光栄です」
ちよ「本当にお綺麗ですね！くるみ 様の髪！真っ直ぐ癖のない黒髪
艶々で羨ましいです」
「ありがとうちよさん。私は貴女のくせっ毛とっても可愛いと思うけどな」
ちよ「光栄でございます！
所でくるみ 様、まだ当主様もルキア様もご帰宅されていませんが
本日の夕餉をご一緒に取られていきませんか？」
「そうですね！じゃぁお言葉に甘えて。まだ料理作ってますかね？」
見慣れた光景になりつつある朽木家の厨房で腕を振るうくるみ の姿
くるみ は白夜にお礼を言うべく
帰りをまった
二人が帰ればすぐに夕餉の支度を済ませて
三人で食事をとる
綺麗に整えられた髪をみて白夜は満足げにうっすらと笑みを浮かべていた
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平子「あ〜疲れた〜毎日毎日、桃が遅くまで帰らんから俺も全然早く帰れへんわ〜
かといって俺が先に帰ったらアイツ絶対に遅くまで残って仕事しよるからな」
月が高らかに登りきった頃
平子は凝り固まった体をグッと伸ばしながら一人帰路についていた
「しーーーんじ！」
平子「くるみ …？」
月明かりが逆行し一瞬そこにいるのがくるみ とはっきりとみえながった
声のする方に顔を上げると
月明かりに照らされたくるみ が
屋根の上から此方に手を振っているのが影で見えた
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Haru_88(プロフ) - 白哉の表記がずっと「白夜」ですが、「白哉」が正しいので見直して全て直された方がいいですよ。 (2022年7月28日 18時) (
レス) id: 27d424f4bf (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - Geminiさん» コメントありがとうございます。アニメも漫画も資料の内容もぶちこんだ作品となってます。楽しんで頂けていれば幸いです(^-^) (2020年5月31日 8時) (レス) id: 6e9c8308ca (このIDを非表示/違反報告)
Gemini(プロフ) - アニメの死神図鑑の話も入れるなんて天才ですか！？ (2020年5月18日 0時) (レス) id: 89dc035853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月。 | 作成日時：2019年4月21日 0時
