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サラッ


「え?」

白夜「多くの人の上に立つものとして身なりは常に整えておくのが基本だ」

「は、はぁ」

白夜「今夜、定時に職務を終えたら我が屋敷に参れ」

「えっ?」



サラリとくるみ の髪から手をぬく白夜は伝令神機で何やら何処かに連絡をつけると
必ず来るのだぞと更に釘をうつ
その圧力にくるみ ははいと返事する事しか出来ずに頷いた




----------







「最近良くここに来るな」


ここと言うのは目の前にそびえ立つ朽木家である
料理を振る舞われた日からと言うもの
料理を習いに来たり
女性死神協会の集会場として度々足を運んでいる場所だ



「平民の私が簡単に足を運び入れていい場所ではな無いと思うんだけどなぁ」

ちよ「くるみ 様!お待ちしておりました」


門から駆け足で此方に近付いて来るのは
ルキアの側近で朽木家の中でも一番若い女性の使用人であるちよだった

何度も足を運ぶ様になり加藤様から名前呼びになったのは記憶に新しい


「ちよさんこんばんは。今日はまた行きなり来てしまってすみません」

ちよ「いえいえ!とんでもございません!当主様から伝令頂いております!
ささっ中にお入りください」


ちよはくるみ の背中を押して朽木家の門をくぐった



通された部屋には大きな鏡と座り心地の良さそうな椅子が1脚置かれているだけのシンプル部屋
そして、品の良さそうな一人の老父がエプロン姿でくるみ を迎えた

くるみ は一体どういう状況なのかと一緒に部屋に入ったちよを見る



理髪師「当主様からくるみ 様の髪を整えて差し上げるよう
もうし使っております」

「えっ!?白夜さんが?」


昼間に白夜が連絡を入れた屋敷の者は直ぐ様朽木家の掛かり付けの理髪師を屋敷に招いてくるみ の到着まっていた


「そんな、私の髪の手入れにわざわざ朽木家の方々のお手を煩わせるなんて…」

ちよ「くるみ 様は当主様、ルキア様の御友人です
何も遠慮することは御座いませんよ」


ちよはくるみ に部屋の真ん中にある椅子に座るように促した
くるみ は困ったような表情を浮かべるが
ここでこの行為を拒むのは
かえって失礼だと思い、半ば言葉足らずな白夜にため息を付きながらも
行為に甘えることにした

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設定タグ:BLEACH , ブリーチ , 平子真子   
作品ジャンル:アニメ
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Haru_88(プロフ) - 白哉の表記がずっと「白夜」ですが、「白哉」が正しいので見直して全て直された方がいいですよ。 (2022年7月28日 18時) (レス) id: 27d424f4bf (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - Geminiさん» コメントありがとうございます。アニメも漫画も資料の内容もぶちこんだ作品となってます。楽しんで頂けていれば幸いです(^-^) (2020年5月31日 8時) (レス) id: 6e9c8308ca (このIDを非表示/違反報告)
Gemini(プロフ) - アニメの死神図鑑の話も入れるなんて天才ですか!? (2020年5月18日 0時) (レス) id: 89dc035853 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月。 | 作成日時:2019年4月21日 0時

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