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「ふぅ…何とか巻き込まれ事故は防げたな」

平子「水着選びに来ただけなんに、えらい血相やな」



ふと後ろから声をかけられくるみ の体はピタリと止まる
そしてゆっくりと首を後ろにむけると
そこには死覇装に隊長羽織姿の平子がいた



「…何でこんなところに…」

平子「ん?くるみ が水着買いに言ったてきいて来た」

「…」

くるみ は心底気持ち悪いものをみるかのように目を細めて眉を潜めた
平子はえ?なんで、そんな顔?
と言いながらくるみ の目の前に立つ


平子「俺だってくるみ の水着姿が見たいのに…男子は仕事を休めんから
せめて、俺の好みの水着を…」

「はい。さよなら、仕事頑張って〜」

平子「ちょちょちょ!?なんで!?」


くるみ はくるりと回転して平子に手だけ上げてスタスタと歩き出すが
それを平子の右手が止める



平子「つめっった!何でそんなに冷たいねん!俺そろそろ泣くで?」

「勝手に泣いてろばーかバーゲ」

平子「また直ぐ悪口いう!ホンマに口わるいな!!
ええから!水着見に行くで」


くるみ は平子に手を引かれて店のなかを歩き出した

確かに平子はおしゃれで現世のファッションにも詳しい
くるみ は自分で選んでいたら何時までたっても決まらないなと思っていたので
断る理由はなかった
ただ、少しだけ恥ずかしいと言う気持ちが彼に冷たく当たってしまう原因だった






平子「ん〜これも良さそうやけど、此方も捨てがたい」

「…良く女物の水着をそんな楽しそうに選べるね」

平子「えー?だって俺の好みの水着をくるみ が着るんやで?
そら、楽しくもなるわ」

「はぁ…何でも良いけどあんまり、
露出…しないやつがいい」

平子「はぁ?なに言ってんねん!
ピチピチの肌を今のうちに出さんでどうすんねん!
ビーチは貸し切りなんやろ?
女の子しかいないなんてパラダイスやん
気にせずに出したらええ」

「気にします」


まったくと、ため息をつくくるみ は
平子の並べている水着をチラッとみる


真子の事だからもっとどぎつい水着かと思ったら以外とまとも…

何着か見比べている平子を見ながら
よしっと一つの水着をもってくるみ に見せる



平子「なぁなぁ、これでどう?」


平子の見せた水着は全体的に黄色の華やかな水着だった
上はテプラムがあしらわれ胸を全体的に隠し後ろと首が紐で留まっている

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設定タグ:BLEACH , ブリーチ , 平子真子   
作品ジャンル:アニメ
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Haru_88(プロフ) - 白哉の表記がずっと「白夜」ですが、「白哉」が正しいので見直して全て直された方がいいですよ。 (2022年7月28日 18時) (レス) id: 27d424f4bf (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - Geminiさん» コメントありがとうございます。アニメも漫画も資料の内容もぶちこんだ作品となってます。楽しんで頂けていれば幸いです(^-^) (2020年5月31日 8時) (レス) id: 6e9c8308ca (このIDを非表示/違反報告)
Gemini(プロフ) - アニメの死神図鑑の話も入れるなんて天才ですか!? (2020年5月18日 0時) (レス) id: 89dc035853 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月。 | 作成日時:2019年4月21日 0時

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