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リサと伊勢が親しい関係だったとは知らなかったくるみ は少しだけ驚いた
伊勢はリサをとても慕っている用だが
二人はあの戦いから
また親しい関係に戻れたのだろうか？
そんな疑問も浮かんだが詮索する事は無かった
「じゃあ伊勢副隊長、何かオススメの本を私に教えてくれませんか？
私今日は非番なので１日ここで本を読もうと思ってたんです」
伊勢「あら、そうだったんですか？
わかりました。いくつかピックアップしてきますのでそこにかけていてください
どんな本がご希望ですか？」
「そうですね…私霊術院を飛び級してきたので、座学にまつわる本なんかが有ればお願いします」
伊勢「わかりました！それなら幾つかお薦めがありますよ」
伊勢はにこりとわらってメガネをかけ直し嬉しそうに足早に本棚にかけていった
八番図書館は何処の図書館よりも綺麗に本が区別されている
種類や出版された順に並ぶそれは
とことん整理が行き届いており、読む人が読みやすいように部屋の配慮までされている
十一番図書館はまとも整理も管理もされてないし
量も少ない。もとより利用する者は殆どおらず
その図書館はあってないような物だ
それに比べてここはいい図書館だな
伊勢「加藤さん？どうかしました？」
「あ、いや？管理の行き届いた綺麗な図書館だなって思いまして」
伊勢「そうしょう？
でも、私が始めて八番隊に入隊した時は本が雑多に積み重ねられていて…
その現状に困っていた京楽隊長と矢胴丸さんが
ここの管理を入隊間もない私に押し付けて来たんですよ？
本が好きだと言うことを何処からか伺っていたようで」
何処か嬉しそうにそう話す伊勢は数冊の本をくるみ の前に置いた
くるみ はありがとうございますと１つ本を受けとり
ペラペラとページをめくる
そのようすを付かず離れずにそわそわとした様子でみている伊勢にくるみ は顔を上げる
「どうかしました？」
伊勢「いえ、あの…」
何かいいずらい事なのか、モゴモゴとはっきりと話し出さない伊勢にくるみ はまた首をかしげた
伊勢「あ、あの…矢胴丸さんは…お元気ですか？」
リサは死神には戻らなかった
勿論伊勢もしっている
くるみ は自分よりもよっぽど付き合いが長いであろうと不思議に思ったが
ぽっかりと空いてしまった百一年の月日を埋めるにはまだまだ時間がかかるのかと
少しだけ寂しい気持ちになった
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Haru_88(プロフ) - 白哉の表記がずっと「白夜」ですが、「白哉」が正しいので見直して全て直された方がいいですよ。 (2022年7月28日 18時) (
レス) id: 27d424f4bf (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - Geminiさん» コメントありがとうございます。アニメも漫画も資料の内容もぶちこんだ作品となってます。楽しんで頂けていれば幸いです(^-^) (2020年5月31日 8時) (レス) id: 6e9c8308ca (このIDを非表示/違反報告)
Gemini(プロフ) - アニメの死神図鑑の話も入れるなんて天才ですか！？ (2020年5月18日 0時) (レス) id: 89dc035853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月。 | 作成日時：2019年4月21日 0時
