春風が通る【BLEACH】

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綾瀬川「くるみ 最近何時も首からそのカメラを下げてるね」

「一週は下げっぱなしだよ。何時シャッターチャンスがあるか分からないからね」



何時ものようにくるみ と綾瀬川は二人で仕事をこなしていた

先日言い渡された任務遂行のためくるみ は毎日首からカメラをさげ
トレーディングカードの素材となる風景や人、物
多くをとり続けていた

勿論十一隊の写真はとり終えた
綾瀬川や斑目といった面々もカメラに納めてある



「あ、これ…十番隊のやつだ」

綾瀬川「間違って混ざったのかな？
僕が届けて来るよ」

「いいよ！私行ってくる」


くるみ 一枚の書類をファイルにいれると窓からぴょんっと飛び出していった


綾瀬川「くるみ も大分十一隊がいたに着いてきたな…
ちゃんと出入口使いなよ」









乱菊「隊長、たいちょーっ
隊長の誕生日って何時でしたっけ？」


十番隊執務室
副隊長と隊長の声が聞こえてくる
くるみ は失礼と言って返事がかえってくるまもなく
扉を開けた




日番谷「…お前な…まだ返事してないだろうが」

「えー？乱菊さんと二人でやましいことでもしてるの？」

日番谷「しねぇよ！！」


すたすたと入ってきてくるみ はソファーに座る乱菊の隣に立った



「何してたんですか？」

乱菊「これっ！現世の星占いよ〜
で、何時ですか？」




日番谷「…12月20日」

乱菊「何ですかその間？」

「やっぱり冬生まれなんだね〜っぽい」

日番谷「いきなり誕生日聞くなんて怪しいからに決まってんだろ
というか、何なんだその本は？」

乱菊「リサんとこで雑誌を毎月頼んでるんですよっ！そのオマケページにある
現世のお遊びですよっ
12月20日ってことは射手座ですね」


乱菊をじとっと見る日番谷は机に向かったままため息を着いていた


日番谷「お遊びなら今すぐやめて仕事に集中…」

乱菊「星占い…現世の学問ですよ〜
えっと、射手座射手座」

「あははっそんな怒らない怒らない」


ああ言えばこう言うの乱菊に日番谷はイラっと血管をうきあげた
そんな日番谷をなだめるようにまぁまぁと手をだす

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