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浮竹「まぁ、動機はあれだが
大分馴染んでいるようで安心したよ
朽木とも良く会っているそうじゃないか」

「はい。朽木とは良く現世に行ったりご飯に行ったりと随分きにかけてもらっています…
まぁ、最近は副隊長としての責務に嬉しい悲鳴をあげていますけど」


二人が仲良くしていることは知っていた
最近の朽木は垢抜けたように明るく他の隊士からも慕われる様に成長していた
それはくるみ も同様である



浮竹「これからも朽木のことよろしくな」

「えっ、どちからかと言うと私のほうが色々とご指導ご鞭撻していただいていますよ」


にっこりと笑って浮竹に言えば
良くできた子だなと心の中で思った




浮竹「ま、君なら大丈夫か
だが、余り他の女性死神達に毒されないでくれよ?」

ポンポンと頭を撫でる浮竹にくるみ は思い当たる女性死神がぽんぽんと浮かび上がるが
苦笑いをしながらはいっと短く返事をした



浮竹「あっそうだそうだ、忘れていた!
君に渡したいものがあったんだよ」

「え?」

くるみ はポカンとバタバタと走って部屋に戻る浮竹の背中を見つめている

するとニコニコしながら戻ってきた浮竹の手には小さな袋が握られていた


浮竹「ほら、前に十三番隊の庭をみて羨ましいそうにしていただろ?」

「あぁ、綺麗だなって見てただけですよ!
羨ましそうになんて…」


十三番の庭は何時も季節の色とりどりの花が植えられている
浮竹の身体を思い、あまり出歩けない浮竹をおもって景色だけでも飽きない様にと隊士達が始めた事だ

それに比べ十一番隊の庭に何もない
木々や岩等が無造作に生え置かれて入るだけだった



浮竹「だから、これ、花の種だ」

「花の…種?」


袋には何もかかれてはいなかったが中を覗けば小さなネタが入っている


浮竹「何の花だったかなぁ
ちょっと忘れちゃったけどきっと綺麗に咲くだろうから
どうだい?十一番隊にも植えて見たら」

「あ、ありがとうございます…」


花の種
何の種類かもわからないまま育ててちゃんと咲くのだろうか
と思いながらもくるみ は大事そうに懐にその種をしまった


「花か…育てて見ようかな」

浮竹「栽培に困ることがあったら何時でも聞きにきてくれ!
うちにはプロフェッショナルがたくさんいるからな」


ワハハッと笑いながら肩を手をおく浮竹に
くるみ はお礼をいって帰っていった

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設定タグ:BLEACH , ブリーチ , 平子真子   
作品ジャンル:アニメ
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Haru_88(プロフ) - 白哉の表記がずっと「白夜」ですが、「白哉」が正しいので見直して全て直された方がいいですよ。 (2022年7月28日 18時) (レス) id: 27d424f4bf (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - Geminiさん» コメントありがとうございます。アニメも漫画も資料の内容もぶちこんだ作品となってます。楽しんで頂けていれば幸いです(^-^) (2020年5月31日 8時) (レス) id: 6e9c8308ca (このIDを非表示/違反報告)
Gemini(プロフ) - アニメの死神図鑑の話も入れるなんて天才ですか!? (2020年5月18日 0時) (レス) id: 89dc035853 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月。 | 作成日時:2019年4月21日 0時

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