検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:142,831 hit

1 ページ1

-



「あーーー疲れたぁ…もう就業時間とっくにすぎてるじゃん」



くるみ は一人十一番隊執務室で机に向かっていた

今では見慣れたその光景だが
まだ死神になってからの月日は短い

疲れたからだを大きく伸ばし掛けられた時計に目を向ければ
就業時間を一時間ほど回っていた


「弓親が休みだとほんっと大変…
私が死神になるまで一人で書類仕事してたなんて
恐るべし書類の鬼だなぁ」


休みの弓親をうらやましそうに思いながらも
本日分の仕事を残さず全てかたずけた
机の上を整理しながら空腹になったお腹をさする


「帰ってご飯作るのめんどくさいし…
朽木、仕事終わってるかな?
いや、もう帰ったか…」


くるみ はパッと部屋の窓を開け朽木の霊圧を探した
くるみ はたまにこうやって仕事が終わると朽木の霊圧を探しては赴き夕食を共に過ごしている








----





「…あれ…ここって…」


くるみ はルキアの霊圧をたどり瀞霊廷を舜歩で走った

ものの5分程でルキアの霊圧を感じ探し当て足を止める。そして、よく知った名家の門を見上げる




ルキア「加藤か…?」

「あっ、朽木…今仕事終わり?」

ルキア「あぁ…お前もか?」

「うん、そう…お疲れ」



くるみ は直ぐにルキアが朽木家に帰宅したのだと理解した


朽木って、ここに住んでるんだ
そりゃ、そうか…朽木は席官じゃないから自室は無いもんね



ルキア「ん?どうしたのだ、何か用でここに来たのでは無いのか?」

「あーーえっと…いや〜…ご飯でもどうかなって思ったんだけど
朽木は今からお家でご飯だよね!
また今度誘いにくるね」

ルキア「夕餉に?…そうだったのか、もっと早く知っていれば屋敷のもに連絡出来たのだが…」



「ルキア様っ!お帰りなさいませ!!」



ぴよっと屋敷から現れたのは薄いピンクの着物を着た若い女の子だった
くるみ はお屋敷の人かと目を向けると
ルキアは短くただいま ちよ と返事をしていた



「邪魔したね。じゃ」

ルキア「あぁ、すまぬな加藤」

ちよ「あっ、加藤様!もしよろしければ加藤様もご一緒に夕餉をいかがですか?」


加藤様と名前を呼ばれ振り替えれば
ちよと呼ばれる給仕の女の子はくるみ をニコニコしながら見上げていた


ルキア「ち、ちよ?」

ちよ「ルキア様から何時もお話を伺っております!
一目見たとき直ぐに加藤様だとわかりました!!お話通り本当にお美しい方でビックリしました」

「えっと、ちよさん?私の事、知ってるの?」

2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (50 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
219人がお気に入り
設定タグ:BLEACH , ブリーチ , 平子真子   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Haru_88(プロフ) - 白哉の表記がずっと「白夜」ですが、「白哉」が正しいので見直して全て直された方がいいですよ。 (2022年7月28日 18時) (レス) id: 27d424f4bf (このIDを非表示/違反報告)
月。(プロフ) - Geminiさん» コメントありがとうございます。アニメも漫画も資料の内容もぶちこんだ作品となってます。楽しんで頂けていれば幸いです(^-^) (2020年5月31日 8時) (レス) id: 6e9c8308ca (このIDを非表示/違反報告)
Gemini(プロフ) - アニメの死神図鑑の話も入れるなんて天才ですか!? (2020年5月18日 0時) (レス) id: 89dc035853 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月。 | 作成日時:2019年4月21日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。