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井上「朽木さんは副隊長になってどう?何か変わった?
くるみ さんも四席って偉いんですよね?」

「私は何とかって感じ。十一番隊はもとから弓親しか仕事してないもん。
任務で虚退治に行くことと稽古が仕事って感じだからね〜
毎日毎日毎日、覚えることが一杯で疲れるよ〜」

井上「あ、やちるちゃんの所ですよね!
毎日賑やかそう」

ルキア「私も同じだな…毎日忙しい
覚えることも多く、仕事の手順を学んでいる所だ…」


そこで一旦言葉をを切ったルキアは
ぐっと眉をよせる


ルキア「隊長、副隊長だけに知らされる事柄も多くてな」


まるで独り言のようにぽつりと呟く
急に声のトーンが、下がった事を不思議に思い
井上はルキアの表情を不思議そうに見ていた

その横顔は怒りとも悲しみとも取れる様な複雑な表情だった


「朽木?」

「織姫ちゃーーーん!」







ブンブンと手を振りながら隊長羽織を纏えしながら大声で井上を呼ぶ男が一人、丘に登ってきた
男の特徴的な金髪のオカッパ頭が春風に吹かれて揺れている



井上「平子くん!」


立ち上がり声の主を確認した井上は笑顔で平子と同じように大きく手を振り返す
ルキアも起立し、無言で一礼し
その様子を座りながら眺めているくるみ


平子「あっ!くるみ !!お前なぁ
昼飯食わへんなら食わへんってちゃんといいや!俺何時もどーり3つ買っていってもーたやないか!」

「別に頼んでないじゃん」

ルキア「えっ、食事を取られる予定だったんですか?」


お弁当を持ってルキアはばつの悪そうな顔を浮かべる
平子は直ぐそばにある五段にも重なるお重箱をみて直ぐに状況を理解した



平子「あぁ、ええねん!俺が勝手に持っていってるだけやから
ルキアちゃんは気にせんで」

「そーだそーだ!」

平子「お前はちゃんといい!」

「だってわざわざ行くのめんどくさいじゃん」

平子「はぁ!?そんなんちょっと電話すれば…」


平子はそこまで言うとはっとする


平子「お前、伝令神機もってへんの?」

「もってへんけどー?」


井上「まぁまぁ二人とも
所で平子くんはどうしてここに?」

平子「織姫ちゃんの霊圧感じて仕事ほっぽってきてもうたわ!
なんや、女の子だけでお花見かいな?
そういう時は俺も誘ってや〜」

「‘女の子’だけのお花見だからね」


平子はくるみ の隣に腰を下ろすと
立っている二人も座るように促した

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設定タグ:BLEACH , 平子真子 , ブリーチ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:月。 | 作成日時:2019年4月5日 1時

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