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「あ、行けない…もうこんな時間だ」
修業時間はとうに過ぎている
くるみ は机の上を急いで整理すると
誰もいない執務室から足早に出ていった
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ひよ里「遅い!何してんねん!くるみ の奴は!!!」
リサ「仕事やしゃーないやろ。毎日急がしいって口癖みたいに言ってるやんか」
羅武「ふぁ〜それにしたって腹へったな〜」
八玄「おや、くるみ さんはまだ来てないのですネ。お先にお風呂頂きましたよ」
ここは白神神社
くるみ がここの管理をし初めてから
仮面の軍勢はここに来ることが多くなった
くるみ の仕事が休みの時は決まって見れる光景となっている
リサ「ひよ里も先に風呂入ってき」
ひよ里「いやや!くるみ が来てから入る」
羅武「マザコンかよ」
ひよ里「はぁ!?誰が子供やねん!
てか、毎度毎度、お前らまでこんでええねん!!」
八玄「まぁまぁ、くるみ さんが何時も一緒にどうぞと言ってくださいますので」
「ただいま〜!遅くなってごめん!
皆もうご飯もうたべ…」
ひよ里「遅い!こっちは腹ペコや!」
穿界門が開く
死覇装を着たくるみ の姿が現れると同時に
ひよ里は立ち上がりくるみ を迎えに走る
ひよ里はくるみ の腰に抱きつくと頬を膨らましてくるみ を見上げた
「ごめんごめん。直ぐに作るから…
皆もまだだよね?」
八玄「お疲れ様ですくるみ サン」
リサ「おん。ひよ里以外風呂は先に入ったで〜」
羅武「腹ペコだぜ〜米は大盛りで頼むぞくるみ 」
くるみ ははーいっと返事をすると
ひよ里の頭を撫でてキッチンに向かう
週に一度。休みの前日は決まって白神神社の集まり夕飯を共にしている
尸魂界での仕事の手が開けば直ぐに現世にくるくるみ は
尸魂界と現世、半々の生活を送っていた
「ひよ里はまだお風呂入ってないの?
ご飯作ってるから入ってきていいよ」
ひよ里「くるみ と後で入る!うちも飯一緒に作る」
「ふふっ了解。じゃ、早くご飯作ってたべよっ」
ひよ里がくるみ の料理の手伝いをする風景も今では見慣れたものだ
「ひよ里って以外とお姉さんだよね」
ひよ里「あん?当たりまえやろ。くるみ の何百歳年上やと思ってるんや」
ひよ里は以外と面倒見がいい
ご飯をならい始めたのもハッチやラブの為だろう
初めはリサや、ラブにからかわれていたが
今ではアジトでの料理担当はめっきりひよ里になっていた
「ま、私にとっては可愛い妹ですけど」
ひよ里「あん?何か言ったか?」
「なんでも無い!」
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作者名:月。 | 作成日時:2019年4月5日 1時