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井上「んん〜〜〜っ！美味しい！」
「何これ！！めっちゃ美味ひぃ！」
ルキア「そうだろう！朽木家で出されるものは、どれも抜群に上手いのだ！」
「ほんっと！流石朽木家様々！！
お弁当も尸魂界きっての絶品だね〜」
幸せそうに頬張る二人を見てルキアは誇らしげに言う
春風に揺れる桜を眺めつつ、三人は丹誠こめて作られた料理の数々を堪能した
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「ふぅ〜〜〜ご馳走様でした！美味しかった〜〜〜！！」
井上「ほんとう！はわわぁお腹一杯！
ごめんね残しちゃって」
ルキア「元より食べきれるとは思っていなかったからな
むしろ、ここまで減らせたことに驚いているぐらいだ」
二十センチ四方の重箱五段分
本来なら五人前はあろうかと言う量を
三人で四段分は間食していた
三人と言っても割りあえで言えば
四段中三段分は井上の胃の中に消えていった
((一体この細い体の何処にあれほどの量の食べ物が収まっているんだ)のだ)
「はっ！胸か！！！」
井上「？」
くるみ の言いたいことは何となくわかったとさっするルキアであった
井上「その手袋みたいなの、凄く綺麗にだねぇ」
「あ、私も思ってた。凄く綺麗」
食事中外していた手甲を付けなおしているルキアを見る
手の甲からひじの上までを覆ってるその手甲は、光沢のある純白の生地で出来ており粉雪が日光を受けて輝いているかのような
繊細な光を放っていた
ルキア「これは、副隊長の就任祝いに、兄様が誂えて下さった物なのだ…」
「そっか…とっても似合ってるよ！
白夜さんセンスがいいね」
ルキア「責ある任に就けば、お前も軽率な行動は控えるようにならだろう…と言われたがな」
席官ですらない死神が副隊長に抜擢されるのは異例ちゅうの異例
しかし、就任に異を唱えるものは誰一人としていなかった
井上「ふふっ！白夜さんが本当に言いたかったのって‘心配だから危ない事はしないで’って事だよね」
「ほんと！分かりにくいんだから」
ルキア「そう、なるのか？」
井上「そうだよ！だってね？阿散井くんも、副隊長何だよ？」
ルキア「確かに…！」
「責ある任についていながら、今までどれだけ朽木と軽率な行動してきてると思ってるの？」
ルキア「兄様が、私の心配を…」
「兄妹なんだもん、当然でしょ！
よかったね、朽木！」
むず痒そうに体を縮めながらはにかんだように笑うルキアに
二人はそんなルキアを見て吊られて笑顔になる
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作者名：月。 | 作成日時：2019年4月5日 1時
