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「あ、」
綾瀬川「ん?」
十一番隊の執務室何時もの要に仕事をしているくるみ は
井上の霊圧を感じ取った
時は昼
何時決まった時間にやってくる男に事を伝えていなかったことを思い出す
「ごめん、弓親。昼、二人で食べて」
綾瀬川「は?え、ちょっまってよ!」
くるみ は弓親の静止聞かず、何も言わずに部屋を飛び出していった
綾瀬川「え〜?」
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ルキア「急に呼び出してすまなかったな」
井上「ううん、あたしも会いたかったから!
髪切ったんだね!スッゴクにあってる!」
ルキア「そうか?」
十三番隊の穿界門も通りやって来た井上
似合うと言われ、はにかむルキアの左腕を見て目を丸くした
井上「朽木さん!それって…」
「なんと〜!副隊長になりました〜」
ピヨコンッと現れたくるみ に二人は大きな声で驚く
二人の驚く顔を見てしてやったりと
悪戯っ子の様に笑う
ルキア「な、加藤!?何故お前が言うのだ〜」
「わっはは」
井上「加藤さん知ってたんですか?教えてくれたら、お祝いを持ってきたのに!!」
「いや、朽木本人が驚かせるとおもってね」
ルキア「最後はお前の口から言っているがな…全く
井上、今日此処に呼んだのはこの事を報告したかったからなのだ」
晴れやかに笑うルキア
つい三日前に就任式を終え、正式に就任したばかりだった
井上「おめでとう!!」
井上は心底嬉しそうに言い、ルキアの両手を握った
じっとルキアを見つめるその瞳は、うるうると涙が滲んでくる
井上「ほんとに…おめでとう…!」
ルキア「ど、どうしたのだ!?何処か痛むのか?」
「んな、アホな」
心配そうに顔を覗き込んでくるルキアに違うと首をふる
流れる涙をゆっくりと拭うとまるで花が咲いたような笑顔を浮かべる
井上「えへへ…何かジーンと来ちゃって」
ルキア「…ありがとう」
ルキアは井上の手を握り返し、ふっと目を細めてつられるように笑った
「ふふっ、泣かない泣かない!おめでたい事なんだからさ」
くるみ は泣き止まない井上の涙を頭を死覇装の袖で大雑把にぬぐい、ねっ、と念押し
井上ははいっと短く返事をする
ルキア「そうだ、二人とも昼はすんだか?」
井上「ううん、まただよー」
「私も食べないで出てきた」
ルキア「それならよかった!家の者に弁当を
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作者名:月。 | 作成日時:2019年4月5日 1時