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学院を卒業した私は晴れて
正式に護廷十三隊に入隊した

初めは戸惑いと苦難も少なくなかったが
今ではすっかり十一番隊に馴染んだものだ





「だから何度も言ってるでしょ!?」

平子「せやから、何度も言っとるやんか!!」



十一番隊執務室

隊長副隊長の姿はここには無くくるみ と綾瀬川弓親

そして、どかどかと足音を立ててやってきた平子真子の姿があった



「あのねぇ、毎日毎日毎日…いい加減にしてよね
私は忙しいの、何で毎日あんたと昼飯食べなきゃ行けないの
黙って五番隊で飯食ってろ!隊長でしょ」

平子「きぃぃぃぃぃ!ほんっま口悪くなったな!
どんな教育してんねん!弓親ぁぁ!」

綾瀬川「…僕に言われましても…」



平子は毎日昼時になるとひょっこり現れる

理由は一緒にご飯を食べるという事

しかし、書類の仕事が出来るのは綾瀬川とくるみ だけで十一番隊では毎日仕事が山のごとく積み重なっている

その為くるみ はわざわざ昼食を外に食べに行く事はしなかった



平子「ふんっくるみ が馴染めんかなぁ〜って
心配して毎日来てやってるんに
毎日毎日そんな冷たくせんでもええやん
俺彼氏やぞ」

「公私混同反たーい」

綾瀬川「本当に仲がいいですね」


「どこが?」
平子「せやろ?」


見慣れた光景に綾瀬川は筆を止めて二人をみる



何だかんだ言ってくるみ も毎日昼時は時計きにしてるんだよね〜



「はいはい、で?今日のご飯は?」

平子「現金なやっちゃな…今日は親子丼や」


そして毎日の様に平子はくるみ と綾瀬川の分の食事をもってやってくる

綾瀬川は何時もすみませんとお金を払うと親子丼を受け取った




平子「ええねん。ついでやついで
皆で食べた方が上手いやろ?」

「ん〜おいひ〜っ!」

平子「何でお前は先にくってんねん!
お礼言わんかい!」

「あ、出前屋さん。昨日のお弁当箱洗ってあるからもってかえってね?」

平子「誰が出前屋じゃ!!!」



隊長相手にこんな話し方出来るのはくるみ と一護位だよ

見慣れた光景に綾瀬川は失笑を浮かべながらも
平子が持ってきた熱々の親子丼を口に運ぶ

フワフワの卵に味のしみた米
甘いたれがお肉とヒタヒタにしみた玉ねぎにからまり
口一杯に味が広がると疲れが飛んでいくようだった



綾瀬川「んん、美味しい」

平子「せやろせやろ〜昔からここの親子丼がすきでな〜」


一緒になって親子丼を食べ始める平子

平子がここに足を運びはじめて1ヶ月

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設定タグ:BLEACH , 平子真子 , ブリーチ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:月。 | 作成日時:2019年4月5日 1時

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