☆Re: -1-

19.散歩 ページ19

海陽たちが帰ってきて


夜ご飯を食べた。


海陽と優里くんは今お風呂に入ってる。


杏夏「Aちゃん、散歩しない？」


「いいよ」


杏夏ちゃんに誘われてビーチに来た。


杏夏「Aちゃん、キスマイのこと避けてない？」


「そんなことないよ？」


杏夏「さっきだって全然降りてこなかった」


「それはご飯の準備してたから」


杏夏「じゃあ今から行く？」


「それは…」


杏夏「ほら、避けてるじゃない。テント届けに行ってきてって言ったって手が離せないって言って行ってくれなかった」


でも、もしかしたら


杏夏ちゃんの言う通りかもしれない。


「…ほんとはね、怖いの。海陽の存在を先に知ってしまってるから。誰との子どもかって聞かれた時…答えられない」


杏夏「ばかね、ジャニーさんに言われたでしょ？堂々としてなさいって」


「でも…」


杏夏「ウジウジしてるAちゃんは嫌いよ。私は、なんでもハキハキしてるいつものAちゃんが好き」


「杏夏ちゃん…」

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